2013年6月1日土曜日

働いて美しくなる!

昨日、12年強勤めてくれた事務の女性が退職しました。

先日、皆での卒業式は行いましたが、最終日の昨日は、内務メンバーで送別会を行なっており、私も会合が終わってから参加しました。

最後の挨拶でも、彼女自身が、「ウエダベーシック10で色々勉強できた。これからの人生でもこれを思い出して糧としていきたい」と言ってくれた通り、ある意味、ウエダ本社での教えを忠実に吸収し、一番変化をしてくれた社員でもあり、それだけに、自分の人生に踏み出して行く事なので、会社としては痛いのですが、嬉しい”卒業”だったのです。

彼女は私がウエダ本社に関わって、まだ社長にもなっていなかった頃に入社した、私にとってはウエダ本社での最初の後輩でもありました。

本当に真面目な子でしたが、仕事はずっとやっていきたいと言っていたので、面談の度に、やりたい事は無いのか?話し合いました。
事務という職種は、一生続けていく事を考えると、色々と競争にもさらされて厳しいので、自分の在りたい姿からやりたい事を考えていくべきだと、話し合ってきたのです。

ある時から、秘書的な素養を身につけたいと勉強したり、「漸くやりたい事が見つかりました!」と、ある時からアートフラワーやガーデニングを勉強する様になり、ウエダ本社の今では広告塔的な位置づけともなる屋上緑化も、毎朝始業前に一人ででも手入れしてくれていました。

人格が磨かれれば女性は内面から美しくなるんだな、と感じさせてくれたのも彼女でした。

女性に限らず、考えてみれば当り前の話ですが、不満ばかりか、やる気なくダラーっとして仕事をしているのと、大変な中でも文句言わず、積極的に向かっていくのと、どちらが美しく格好いいでしょう?

それが恐ろしい事に仕事の場合、毎日、しかも起きている間の殆どの時間をその姿で過ごすのですから、元々の姿から、美しもなったり、醜くもなったりするのは当然の事ですが、意外とそんな風にはとらえられていないのは不思議な事だと思います。

そこの内面を磨こうともせずに、上辺ばかり化けようとしたり、エステに通ったりするのって、何か勿体無い気もします(笑)

働くという事は、そういう意味では、趣味や生活の糧となるお金ももらいながら、自分自身が成長し、その事によって自分が綺麗に、格好良くなっていく為の、そしてそうなれば、当然、自分の人生が豊かになるという、最強、最幸の手段なのです。

そしてウエダ本社では、この女性の様な社員を増やしていって、働いていて美しくなっていく職場環境と、仕事観を広めていきたいと思います。

イキイキとして格好よく働く、女性、男性を日本企業に溢れさせていきたものです。

皆、仕事観を変えて、美しくなりましょう!


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