2012年8月1日水曜日

12'8月 ウエダ本社社報

《イベントと実業の差を埋める》

昨年の8月の社報を見て愕然としました。

イベントの総括を書いているのですが、今年と全く同じで、そういう意味においては、第五回を迎えた今回のイベントも、皆の中での位置づけが全く変わっていないという事を感じたからです。

皆には今年も大変良くやってもらったと思いますし、来られた方々からは、単に良かった、というレベルではなく“賞賛”という言葉がピッタリの素晴らしい評価を頂いております。

イベント自体については、私の方で立てた企画を、実行では皆がそれぞれ分担して、一つの目標に向けて自主的に動いてもらい、あれだけの事を大きなミスもなく完結できるのですから、組織として、理想的な動きができていると思います。

問題は、何故それが、実業に生かされないのか?というところであり、第五回を終えても、まだ皆の方で、何故このイベントを行うのか?という事について理解されていない点であります。

何故イベントはうまくいって、実業のところはうまくいかないのか?
何処に違いがあるのか?を考え、実業においても、同じ様な動きにしていく為には、何をどの様にしていけば良いのか?を考えてもらいたいと思います。

イベントをイベントとして成功して終わりでは、うちにとっての意味はありません。

イベントという組織(チーム)での展開で、組織としての成功体験を作り、それを本業での組織内で実行していく、それが組織としての狙いなのです。

今目指している理念や価値観において、それが成績に繋がって、皆がその方向の正当性を感じられる様になるのには、相当な時間が掛かります。

それだけに目指している方向になかなか進めず、目先の事ばかり追いかけるという事に陥ってしまうと思うのですが、だからこそ、このイベントの価値をしっかり見据える、意味を考える必要があるのです。

あれだけの事をどこができるのでしょう?
お金をかけて立派なものはできるでしょうが、あれだけ想いのこもったものはお金では作り出せません。

それを実業に振り向けていく事。
逆に言えば、それを考えていく事が、理念や価値観に向けて実業を向けていく事になるのです。

再度、ここで、イベントと実業の違いを埋めていく事を考えて欲しいと思います。

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