2014年3月22日土曜日

KYOCAからNYの広がりを

最近、FBでもKYOCAの話題ばかりですが、これから私は、もっとかかり切りになると思います。

まだまだ多くの、特に飲食関係、デベロッパー、不動産関係などの既存モデルで成功している方ほど、難しい、ハッキリ言えばうまくいかないと思われています。

京果さん、特に内田社長から、信頼して頂いて、ほぼ全面的に好きにやらせて頂いているという責任から、実は今までに無かった程、落ち込む時もあります。
ひょっとしたら、倒産局面で必死に戦っていた時の方が、精神的にはマシだったかも?と考える程、プレッシャーも感じています。

でもここ最近、ビル内部を見れる様になり、タイミングが合った方には、中を案内できるケースがあるのですが、コンセプトが分かる人には、こちら以上に興奮して、大変気にいって頂けます。

そんな姿を見て、 改めて感じた事があります。

元々、論理的な説明では不利な場所なので、そこで論理的説明をしないと分からない層には、所詮無理なのです。

逆に感性で捉えて頂ける方は、こちらが説明しなくても、その良さを瞬時に捕まえ、むしろこちら以上の説明をして頂けるのです。

そしてそんな方がボチボチ集まり出してくれる様になり、すると、やっぱり面白くなるという気配が出てきています。

元々、京都流議定書を始め、NPOやソーシャルと言われる方々とも付き合っているのは、自分なりに、価値観の変革を起こさないといけないとの想いからなのですが、暗い話の多い日本も、価値観を変えれる事ができると、世界、とりわけアジアにとって、信頼されるリーダーにさえなれると思うのです。

その為には、0か1か、右か左か、既存産業か、ソーシャルかではなく、それらをうまく繋いでいく事が重要で、私がずっと行なっているのは、分かりやすく言えば、従来型の資本主義において凄い方々と、有能で熱意も使命感もあるソーシャルな方々を繋いでいく事だったのです。

それがこのKYOCAでは、より分かりやすい形で実現できるかも知れません。
いや、それを絶対行なっていきます。

日本が誇る安心、安全な"食"、しかもユネスコ世界遺産の和食を支える、野菜の大元締めというリアルで強大なネットワークを持つ京果さんと、食について、ソーシャル的な展開で活動する、熱意ある若い世代が、このビルで融合し、新たな価値を生み出していく事は、日本全体にとって、そしてこの京都で行なうインパクトは、世界に向けて大変大きいと思います。

今から3、40年前、ニューヨークではソーホーにアーティストなどが住み始め、そこから街が変わり、それはどんどん南下して、映画でロッキーが練習に励んだ食肉加工場が並ぶエリアは、トレンドスポットとなり、その流れはマンハッタンからブルックリンにまで渡っていきました。

そんな流れをKYOCAから生み出し、それは、新旧の力が寄り集まるからこそできるのだという事を示したいと思っています。

という事で、これからドンドンKYOCAにウエイトを置いて行きますが、社長があんな事に傾倒するから会社がおかしくなったんだ、と、言われない様に、ウエダ本社の皆は、ウエダ本社の価値観を論理で納得するのではなく、感性で捉えて、イキイキとした会社にして行って欲しいと思います。

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