今週も、自分が登壇させて頂いた滋賀県中小企業家同友会、マイファーム西辻さんや粟の三浦さんというソーシャルビジネスで素晴らしい活躍をされている方を呼んでの自社開催イベント、盛和塾関西Aブロックでは、世界大会に推薦する塾生の経営体験発表を聞いての審査と、バラエティーに富んだ一週間で、色々な気づきと考えさせられる事がありました。
この間にも、某有名料亭の社長さんや役員さんと、そちらのお座敷で、メニューには無いお昼を頂きながらミーティングさせて頂くなど、それこそ、お金ではカウントできない経験ばかりさせて頂いて、大変有難い話です。
中小企業家同友会での質問に答えながら、自分自身が何の為に経営しているのか?を振り返っていたのですが、いい格好している様に思われるでしょうが、折角生まれて来たのだから、できるだけ大きな事がやりたい、それも名誉の為ではなく、生きていた証とでもいうのか、あいつが居たから、京都はこうなった、日本は救われたという様な、生き方がしたいからなのです。
そんな事、仮にそういう事ができたとしても、死んでしまったら分からないから意味がないし、生きている間に楽しむべきだという人は多いでしょう。
しかし変な話なのですが、死んでしまえば分からないと思っているのは、今生きている人が思っている事であって、死後の世界から分かるかも知れませんし、ひょっとすると、死後の世界を充実させる為に、生前は修行を積んでいるのではないのか?
ちょっと、引く人もいるかもしれませんが(笑)、実は、こんな考えが、私の生き方、経営、人への接し方などのベースになっています。
何かスピリチュアルな話ですが、しかし一方で、全宇宙を構成する物は、全て一つの素粒子から出来ており、その素粒子が大爆発して大宇宙は膨張し続けているというビックバンセオリーもあります。
"宇宙に存在する全ての物は進化の方向に進む事になっている、それが自然の摂理だ"と、稲盛氏も常々仰っていますが、自然の摂理に則って、世の中の為、地球の為、宇宙の為、に行動する事が、人間にも本来はプログラミングされているのだと思います。
何故、倒産するかもしれない局面にわざわざ入って行けたのか?
何をモチベーションにしているのか?
よく聞かれる質問ですが、このベースを話しないとなかなか伝えられません。
でも普段からこんな話をする機会もないですし、話してもなかなか分かってくれる人は少ないですが、滋賀県の中小企業家同友会では、理解して頂いた方も多かった様で、殆どが初対面の方ばかりでしたが居心地の良い空間でした。
昔から、結構悪者になる事も多いのですが、それもあまり気にせず行なうのは、このベースの考えがあるからです。
いつか分かってもらえれば良いとか、それが、自分が死んだ後であっても、あの時の決断があったから、こうなったのだと、言われたら格好イイなあと、そこに変な美学を持っています。
マイファームの西辻さんは、大変な妄想癖があって、未来しか見ていなくて、成功している姿しか描いていないので、他人から見れば大変な事でも、全く大変に感じた事が無いそうです。
そういう意味では私も妄想癖なのかも知れませんが、私の場合の問題点は、世間の人にとっては、そんな奴で良くても、社員や身内にとっては、死んでから意図が分かるでは話にならない事です。
会社はしっかり運営されていかないとならないですから、私が社長の間に、できれば早く、社員の皆には意味が分かってもらえる様に、伝え方を勉強しないといけないと思います。
もしくは、妄想癖を理解してもらえる変な人を集めていくことでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿