これは選りすぐられた15人が半年間、伴走者やパートナーなどと自らのプランを振り返り、ブラッシュアップし、共感者を増やす為にプレゼンを行なうのですが、厳しい事に、この前日に、その出演者達も評価しあって7人に絞り、その7人の中から、最優秀者が選ばれるというものでした。
あまりに、皆さんが素晴らしく、しかも、プレゼンが、以前と比べて格段に良くなっている事を見ても、相当な苦労をされたのだろうという事も想像ができ、よりそれが共感を生むのでしょう。
皆さんのプレゼンを聞いていて、自分の中で気づきがありました。
京都流議定書を始め、所謂、ソーシャルイノベーター、NPOなどで活動する人を支援して偉い!などと言って頂ける事もよくあるのですが、そんな気は毛頭なく、自分ではできない事を行っている人を素直に尊敬するし、自分ではできないけど、そこに少しでも自分ができる事があって、その事で、それが実現に近づくのであれば、そんな嬉しい事はないし、又、何よりも、一所懸命に生きている人と関わっているのは楽しいなど、全て自分がやりたいからやっているのです。
それは分かっていたのですが、今回、初めて気づいたのは、本当は、皆の様にプレーヤーになりたかったのだという事でした。
もし背負うものがなければ、今からでもやりたいという感覚が有る事に気づいたのですが、単純に羨ましく、だから関わっていたかったのだと気づきました。
大企業に憧れるのではなく、皆がそれぞれでやりたい事を事業化し、グループ体制での運営を理想に考えていたのも、皆が自主的に運営し、私自身はプレーヤーとなって、自分の好きな事に邁進したいという願望が強かったのだと思います。
もう50代に突入してしまっていますので、早くにそんな体制にしたいものです。
それにしても、あれだけ構成されたイベントを見せられると、想いだけでは駄目だな〜とも痛感しました。
半年間のプログラムが野田さんの構想とリーダーシップの下、多くの様々な人を巻き込み、それらの力が絡み合って、正に結晶化したというものを見せて頂きました。
実は、自分の人生を掛けているイノベーター達がブラッシュアップし、共感者を巻き込んで行くというステージを作り、皆を巻き込んで行くという野田さん自身のイノベートの舞台でもあり、野田さんが最大のイノベーターなのです。
想いだけでなく、強力なエンジンと計算されて作られた性能、これだけのモノが揃わないと、大きな壁を動かしていけないので、そんな骨太なイノベーターを生み出していく事、それが野田さんの挑戦なのでしょうね。
それを今回、間近で見させて頂き、自分自身の限界、可能性、やりたい事、やるべき事、色々な事を感じました。
子曰く、四十にして惑わず、五十にして天命をわきまえ、、とありますが、四十にして惑わず天命もわきまえていたつもりが、五十にしてまた、迷ってきてしまいます。
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