以前からISFネットさんの存在も知っておりますし、渡邉社長の本も読んでおりますので、知ってはいながら、今まであえてそれ以上踏み込んでいなかった面もありました。
それは、深く知ると、自分自身の持って行き場が無くなる様な気がしていたからです。
今日、大久保寛司さんが寄って下さり、改めて大久保さんの解説で聞くと、より、体に染み込んで来て、あまりの崇高さに凄いと思うのと同時に、やはり複雑な心境になってしまいました。
何せ2000人の社員の内800人が、一般的には、就業においてハンディキャップを持つ、障がいや、精神疾患、引きこもり、ニートなど社会的弱者の雇用創造を目的に、それを仕事とすると宣言されている社長ですから、発想の次元が全く違うのです。
選択と集中の間逆を行くとの事で、障がいがあっても、その人ができる仕事を作っていくという事、しかも、事業でやるのだから、それでしっかり黒字にするというのですから、同じ人間、経営者として落ち込むしかありません。
ISFネットに居ると、他で問題行動を起してしまう人でも皆、落ち着いてしまうとの事ですが、それでもたまには、大声で叫んで治まらない人も居るそうです。
そんな時にも渡邉社長は、抱きしめて、その人の事が好きだと伝えるそうで、そうすると100%落ち着くのだそうです。
私も思えば学生の頃、いつかは会社を興し、世の中のハンディキャップのある人を救う様な事をやりたい、と、言っていながら、未だ自社ですらしっかり運営しきれていない現状とのギャップや、独立創業しながら、違う道に入る事となり、元々の想いが遠回りしているのも、しょうがないと思っていた自分があぶり出された気がしました。
自社は何の為に存在するのか?存在する為には、世の中の役に立つ存在となる。
そもそもの発想から再度、展開していきたいと思います。
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