北ビルのリニューアルのお披露目は、昨年の南ビルのオープンと合わせて11月1日とすることとなりました。
この北ビルのリニューアルにより、京都流議定書も含めて、ウエダ本社として取り組んで来た方向性、何を目指しているのかが、目に見える形となり、多少分かって頂ける様になると思います。
一口に言えば、働き方の変革を行いたい、という事なのですが、日本の事務所に対する感覚を変えないと、日本は埋没してしまうと思います。
事務所にお金をかけたくない、という事は何を表すか?
それは、人を作業員と捉えている表れで、工場のラインと同じであり、まだまだ日本がプロダクトアウト型の思考から抜け出せていないという事なのです。
単にモノだけで高い、安いを決め、人の感情を無視して効率化し、押し込めているとまでは言いませんが、人のモチベーションまでを考えてトータルのパフォーマンスを高めるなどという事は、殆ど考えられていないのです。
人口が減っていく時代に、その感覚では、算数の問題で、国力は弱まっていくしかありません。
又、効率的に安く作ることしか考えないので、安い労働力を海外に求め、市場も発展途上の国を開拓していくしかないのですが、この発想もプロダクトアウトだから、この競争しかないのです。
一方で、働く意欲のある女性、技術、ノウハウ、経験の豊富なリタイア層、目的を見つけられず直ぐに辞めてしまったり、フリーターでいる若者などなど、まだ活用できていない力がたくさんあります。
我々は、中小企業をサポートする会社として、オフィスの空間を創るディーラーとして、日本のオフィスの考え方や日本人の働き方を変革させていきたいと思います。
そして、その為に、今度の北ビルも、今までとは違うオフィスの使い方、様々な立場の人が利用する職場となると思いますし、ここで今後の日本の新たな価値を生み出す働き方を研究する場としていきたいと思います。
是非、新たな価値が生み出る場に多くの方ににお越し頂き、発芽の場を共有して頂きたいと思います。
面白くなりますよ!
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