2012年5月1日火曜日

12'5月ウエダ本社社報

《 Coの関係の組織 》

二期連続で厳しかった年度が明けました。

40余年お勤め頂いた佐々木さんが完全に退職された他、前期には数名が辞め、そこに新しい人が入り、社内の風景もかなり変わることになります。

今期から本格的にクラスター制で展開しますが、既にそのクラスターで動いてもらっている様子からも、ここ数年のいくつかの課題に対して、かなり有効であると思いますし、その事によって、何人かが成長を見せてくれており、ウエダ本社は確実に反転の局面に入ってきたと言えます。

あとは、スローガンにも掲げている様に、連携、対話、前向きという事を各自、各クラスターが、どの様にできるかを考えて、シンプルに追求してくれれば、今まで苦しんだ分が身になって、一段成長した組織になっていくと思います。

連携は、社内のクラスター間は勿論の事、仕入先様、お得意先様、その他関係する全てのステークホルダーと行なっていかなくてはなりませんし、その為には、それぞれの立場を理解し、その為には、対話を重ねていかなくてはなりません。

対話というものは、単なる会話とは違いますし、上辺だけの付き合いではできるものではありません。

今まで長年お付き合い頂いている仕入先様とも、対話をした事があったでしょうか?

それどころか、私も含めてですが、社員間でも、対話をして来たでしょうか?

何か、全体的に、摩擦を起こしたくないとか、個人のプライバシーだとか、マニュアル化しないと伝わらない為に手法ばかりに捉われるとか、そんな世の中の風潮にも流されてきた様に思います。

今年年初の日経新聞では、“個”から“Co”に移ったという特集が組まれていました。

“Co”という単語に含まれる意味は、”共に“という事です。

“Co”になっていく過程においては、摩擦、軋轢も生まれ、一時的には嫌な感じも味わうでしょう。

しかし、そこで単なる会話ではなく、対話を重ねていくからこそ、真の連携が生まれ、強い信頼が生まれ、パートナーとなっていくのだと思います。

今年度から、風景も変わった組織で、皆が同じ目標に向って、“Co”の関係の組織を作っていきたいと思います。

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