京都流議定書を三日間の枠で六年間も続けて来られたのも、ハイアットさんの多大なご協力があってこそなのですが、今年は、KYOCA祝賀会も行なう事もあり、ハイアットさんには頭を下げ、KYOCAで開催する事にさせて頂きました。
その様な経緯と、京果さんの式典であるKYOCAオープン祝賀会を我々だけでは心もとない事から、式典の足回りの所だけはハイアットさんにお願いしていました。
ところが、料理が儲けとなるケータリングでありながら、KYOCAに入るテナントさんの商品も並べてもらう事としていたので、ハイアットさんにはそれ以外で料理を構成してもらうという、本当に穴埋め的な割の合わない仕事だったと思います。
しかし当日には、その見積もりでは絶対に合わないと一見して分かる人数と、ベテランも配備してもらい、持ち込みの機材で設え、料理も素晴らしく、全く経緯も何もご存知ない京果さんが、「やっぱりハイアットは対応が他と違うね」と評価される程のパフォーマンスを見せて頂きました。
通常なら、六年続いて来た商売が、理由はあるにせよ他に流れたのですから、いい加減な対応になっても仕方ないところで、少しの関わりの所で、採算度返しして対応するという姿勢を見せて頂き、有難いのと共に、感心させられました。
京果さんや又紹介をしたウエダ本社の為にという事もあるでしょうが、同時に仕事に対してのプロ意識やプライド、ブランド力を感じる対応で、組織として、大人な格好良ささえ感じました。
そんな姿をうちの社員はどの様に感じてくれているでしょうか?
三日間のイベントは本当に良くやってくれたと思います。
ただ、いつもの事ながら我々も決して京都流議定書をお祭りで行なっているわけではありません。
一所懸命しっかりとやる、それは素晴らしい事ですが、そこに何を目的としているのか?それを皆が共有し、そこに向かって、ここには力を入れる、やる時はトコトンやる!というメリハリをつけて、それぞれの役割を最大限に果たすというプロ意識、仕事意識をどれだけ持っていたでしょうか?
そんな所まで感じて、学んでくれたら、京都流議定書を全て自前で行なっている意味や価値も最大化されますね。
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