2014年7月21日月曜日

新・京都流議定書

第7回の京都流議定書も無事終了しました。

第7回とは言え、この一年の間で人の入れ替わりもあり、イベントが初めての人も多い中、
場所は恒例となったハイアットリージェンシーさんではなく、新しくオープンするKYOCAで、これだけでも相当なマイナス要因でした。

ハイアットさんで行なっていると、まず良い空間が準備されているので、何もなくてもそれなりに見えたりします。
又、オペレーションにおいてもサポートして頂いているのに対して、全く0から全て自分達で作り上げなくてはなりません。

そこに加えて三日目には、KYOCAのオープニング祝賀会も、"運営はウエダ本社で"、という事となり、京都青果合同さんの大事な式典を我々では、しかもそれだけに集中できる状況ではない所では、あまりにも荷が重すぎると、相当心配していました。

ましてや、これは知って頂いていると思いますが、我々はイベント設えの会社でも広告代理店でもなく、これらは全て社員からすれば業務外での話なのです。

京都流議定書を褒めて頂く事は本当に多いのですが、その全貌をご理解頂いている方は、まだ少数だと思います。

京都流議定書は三日間フルに見て頂かないと、その価値も、社員の大変さもごく一部しか分かりません。

三日間、いくつもの団体や人と連携しているので、その方々は、そこだけのつもりで要望などを言って来られます。
それに応えながら、うちの社員は全く別の方々からの要望にも合わせて、それらを三日間の中でできるだけ要望に応えられる様に、設えも作っていっているのです。

今回の三日目も、知事、市長、前原前外務大臣なども来られた式典の後は、あたらしいフード会議で、かぼちゃを切ってスムージーを作るという様なワークショップを行なっているのです(笑)

そんな状況を全てクリアし、ほぼクレームや失敗を聞かずに終了できた事は、本当に、自社の社員ですが賞賛に値すると思いますし、今回のイベントで確実に一つの壁を越えてくれたと思います。

社員は大変ですが、京都流議定書の価値はやはり、三日間バラバラな層がここに集まるという所で、それを混じり合わせていく事なのです。

そしてそれを、食の世界で起こしていきたいのがKYOCAというビルなのです。

京都流で言えば、初日の人、二日目の人、ワークショップの人、それぞれから、要望と共にダメだしをされます。

それは初日しか見ていない人は、初日の感覚で、もっとこうすべき、何故こうなんだと言われるのですが、その人には見えていない二日目、三日目も有り、それらを含めたトータルが京都流議定書の価値であり、KYOCAの価値なのです。

社員も様々な対応をこなしてくれたので、私も又、様々な所からダメだしを浴びながらでも、KYOCAでも又、混ぜ合わせながら価値を生み出していきたいと思います。

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