2014年5月17日土曜日

繋いでいく"縁"

今週も怒涛の様な一週間でしたが、KYOCAの営業、大学での授業、遠方からの来客などバラエティーに富んだ出会いがありました。

そんな中、以前から話は聞いていた日新堂印刷の阿部社長を、鎌倉投信の新井さんがお連れ頂くのですから、なんと贅沢な事でしょう!というご縁を頂きました。

日新堂印刷 http://www.nissindou.co.jp/さんは、アフリカザンビアを中心にバナナの茎から作る名刺を中心に展開されているのですが、想い、必要性を追いかけていって、しっかりビジネスで発展していっておられる、これぞソーシャルビジネスという会社さんです。

又、いい会社を増やしましょうを社是とする鎌倉投信の新井さんは、良い会社を増やす為に、投機ではない、良い想いのお金を集めて投資をされている、言わば良い想いという資産のファンドマネージャーです。

そう考えると、人を繋ぐという事も、良い想いのファンドマネージャーの仕事なのかも知れません。

今週もマガジンハウスのWEBマガジンcoLocal http://colocal.jp/topics/think-japan/tsukuru/20140513_32759.html で記事を載せて頂いていますが、正に人が繋がる場と、それを繋げる人、そして素晴らしい想いのプレーヤーが集まるとインパクト持つようになるのです。

新井さんとも実は二度程しかお会いしてませんし、じっくり仕事の話などお話した事はありません。
でも色々な繋がりから信頼をしていて、そしてその方から紹介される阿部さんの事も、別の信頼している方々から聞いているという事であれば、最初から素で会える関係となり、これってお金では作れない、実は大変な資産(価値)なのだと思います。

普段、社内であれ、プロジェクトであれ、この価値や感覚をすり合わせる為にどれだけの時間と労力をかけているか?そしてそれが、効果を生んでいるのか?を考えるとよく分かります。

そして、これら繋がりのどこかで違う選択をしていたり、違う人と出逢っていたら、全く違う人生、状況になっているという事を考えると、人との関わりが如何に大事かが分かります。

私自身、群れを成して特定の人と深い付き合いをするのが少ない割に、幅広い付き合いがあって、人付き合いが好きなのか、嫌いなのか分からないと不思議がられるのですが、"人"そのものに興味があるのと、出会いや縁での"ゆらぎ"を楽しんでいるのだと思います。

今週、大変縁のある人が亡くなりました。

経済同友会で一緒の同級生の奥様ですが、サラリーマン時代からの同期で、継ぐ前提でなく京都には繋がりがなかった私にとって、先に京都の家業を引き継いでいた彼は、当時は唯一と言ってもよい京都での友人経営者であり、その奥様も前職から一緒の、よく知った人でした。

縁があるという事は、今の自分の何か、何処かを形成していると思います。
そんな縁のある方が亡くなるのは、自分を形成している細胞の一部が亡くなる様な気がします。
ご冥福をお祈りすると共に、縁が繋がって来た私自身が、また良い想いで、良い繋がりを作っていく事が、今までに繋がって来て頂いた人に報いる事にもなると思いますので、良いご縁を広げていきたいと思います。



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