2014年5月4日日曜日

喜寿を迎えて、ハイアットリージェンシーさんに学ぶ

5月1日はウエダ本社の76回目の創業記念日でした。

と言っても、何もなく過ごしていました。

以前は決算期が4月末で5月から新年度であったので、5月1日の意識も強かったのですが、現在は期の途中でもある事や、76回目ともなると、やり過ごしていたという感じでした。

ところが毎年、凄いケーキを頂くハイアットリージェンシーさんから、今年もしっかり覚えて頂いていて、お届け頂いていました。

今でこそ、ある筋では認知される様になった京都流議定書も、元はと言えば70周年の際、ハイアットさんに企画を持ち込んだ事から始まったのですが、最初の年は、創業記念日の5月1日〜3日まで行なっていた為に、うちの会社の創業記念日をずっと覚えていて頂いているのです。

しかし、その京都流議定書も今年はこちらの都合でKYOCA Food laboratory で開催する事にしたので、それを機にサービスを止めても、当然であったかと思うのですが、それをそのまま継続して頂いた事で逆にインパクトがあり、改めて流石だなあと感じました。

うまくいっている時、或いは買ってもらった時はちゃんとするが、うまくいかなくなったり、他で買われたりすると手を抜いてしまうのが普通だと思いますが、それって考えてみれば、お金やメリットを考えただけの付き合いだと言っている様なもので、パートナーという姿勢ではありません。

普段、個人的には、立場の上下の違いで態度が違う人とは付き合いたくもないと思っていますが、ウエダ本社として、全くできていないなあと、ハイアットさんの企業姿勢から学ばせて頂きました。

勿論、ビジネスですから、全てに同じ様にはできないですし、人の付き合いも、上下関係無しにフラットが良いとは思いません。

ただ結果や、自分の目的の為だけに行動するっていうのは虚しいですし、何に対しても起源や文脈というものをもっと大切にしていかなければならないと思います。

今週から77周年目という喜寿を迎えた年に入りましたが、70周年から生まれた京都流議定書の起源を大事にし、そこから生まれた人の繋がりや価値を今度はKYOCAに持ち込み、末広がりの80周年には、盛大にお祝いできる様、企業姿勢を高めていきたいと思います。


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