9月末の退職者を含めて送別が4人、既に入社している人を含めて歓迎が4人+来年の新卒内定者1人という、うちの会社においては、かなりの入れ替わりであり、大きなターニングポイントだと思います。
ここ最近、涙腺も弱くなっていて、送別会の度に涙している気もしますが、今回は色々な意味で最も複雑な感情が入り混じり、最後の挨拶はボロボロでした。
最初はウエダ本社に非常勤で関わり、ある事があって身を引こうと思ったのですが、その時に、自分が身を引けば確実に倒産するだろうと思った所から、ある意味、自分のやりたい事というより、どうすれば会社を守れるか、又、自ら辞めるという人は別としても、ウエダに残る、ウエダと取引をすると思ってくれる社員や、関係先をどうすれば最低限守れるか?を優先して考えてきました。
その為には、悪者になったり、嫌われたりもたくさんあると思いますが、ウエダ本社に関わってくれた人が、最終的には良かったと思ってもらえる為に展開してきました。
ここ数年で退職していった理由は次の三つに分けられます。
一つは、ウエダ本社に来て、気づきが有り、自分の方向性を見つけて、それを追いかけたいと転職をした人で、これは、折角ウエダ本社での価値観を気にいってくれながら、違う道に行かれるのは複雑な心境ですが、私の目的からすれば、嬉しい事でもありました。
二つ目は、私などよりずっと以前から、ウエダを支え、ウエダ一筋に勤めて頂いた方の定年や、それに近い方の退職で、このケースでは、最低限の責任は果たせた感はあるものの、一番支えて頂いた方に大きく報いれる所まで挽回できなかった悔しさが残ります。
そして三つ目が、条件も含めて、ウエダの価値観に合わない、ついていけないという事での退職ですが、これには色々な想いがあります。
価値観に合わないと言っても、退職した人でも、大きく合わなかったという人は殆どいません。
又、その事自体で効果を発揮していなくとも、それに関連した事があるので、その人が抜ける事によってのマイナスもあります。
それを抱えておけないというのは、ひとえに余力の無さ、収益力の低さであり、私の責任です。
その想いと、しかし、その余力を生み出して行くためにも、ウエダ本社の価値観、目標に一つになって向かっていかなくてはならず、堂々巡りになるのですが、この二年程は、そのすり合わせを強めていく中での退職で、今回は、まだ定年まで数年あるベテランも辞める事になった事が、最終的にベテランに報いる為にも行なっている事でしたので、より複雑な想いになったのです。
そういう展開でしたので、欠員補充で、頭数を埋めるという中途採用ではなく、理念、価値観に合う人しか採用しないという事で何度も見送り、ギリギリ入れ替わるタイミングで間に合いましたが、残る人には、引継ぎがしっかりできる時間が無く、負担もかけてしまっています。
しかし、11月1日付入社で、先に歓迎会を受ける形になった者、来年の内定者などは、社員と会うのも初めての場で、イキナリ、涙、涙の濃い会で驚いたと思いますが、10月から入社している者も含め全員が、こういう会社に入れて良かった、と言ってくれるのは、採用も粘った甲斐もあり、
これからの展開に期待が持てるところです。
京果会館のプロデュースなど、ウエダ本社もドンドン違う形になっていきますし、新しい働き方も自ら実践していきたいと思っていますので、卒業していったり、違う道へ行ったりする人とも、又何かで、連携できれば良いと思いますし、それこそ、そんな余力を着けていきたいと思います。
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