2012年4月2日月曜日

12'4月 ウエダ本社社報

《 同じ山を目指しましょう 》

今年も新入社員を迎える事になりました。
この厳しい状況下において、人を採用するという事は、大変な想いと大きな決断が必要です。

今年の場合は、一人だけの新入社員ですから、人を人材、すなわち“材”と考える会社からすれば、たった一人入るだけで、大げさな話だと思われるかもしれません。

しかし、新入社員を雇うという事は、その人のこれからの人生に責任を負っていく事になり、結婚や、子供を持ったりしていくと、その家族の生活、成長にも責任が発生するのです。

例え一人であっても、果たして今後何十年、自分はそんな責任を持てるのか?そう思うと、恐ろしくもなります。

働く側はそんな事まで求めていないのかも知れませんし、特に、若い世代は、ずっとその会社で働こうという事は考えていないケースが多い中、取り越し苦労かもしれません。
しかし、日本人の働き方や職場環境をイキイキとしたものに変えていこうとしているウエダ本社では、やはり社員と価値観を共有していく為には、そこまでの覚悟が必要だと思っています。

ただ、同じ価値観を持って、同じ方向を向いているからと言って、同じタイプの人ばかりでないといけないという事ではありません。

むしろ、色々なタイプの人が居て、得意な事が違って、表現の仕方も違う、しかし、同じ山を目指している人達が絡み合う事で、パワーを生み、より強固な組織になると思います。

この一年、ウエダ本社では、今までになかった様な、人の流動化が起こりました。
何人かが去り、何人かが来てくれました。

折角、同じ時期に働いた仲間が辞めていく事は大変残念ではあります。

しかし、目指している方向が違うのなら、やむを得ないと思いますし、ウエダ本社としては同じ山を目指している人の集団にしていきたいと思います。

その価値観を気に入って、今日入社してくれた新入社員にも、是非、自分の役を見つけて、自分の特長を生かして同じ山を目指して欲しいと思いますし、先輩の皆さんには、そのバックアップをよろしくお願いしたいと思います。

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