2014年11月24日月曜日

スマスタと共に

今週の三連休も色々なイベントが開催されています。
という事で、いつもは土日の間にUPするブログも、連休という事で月曜日UPとなりました。

昨日は、NPO法人スマイルスタイルhttp://smilestyle.jp/が運営する次世代ワークスタイル調査研究会に行っていました。

大阪府からスマスタが受託しているイベントですが、第一回目の際には相談もされていたものが、場所も梅田のブリーゼプラザホール、ゲストもそうそうたる方々で、スマスタの順調ぶりを目の当りにして、大変嬉しかったです。

最近、色々と話をさせて頂いているル・クロの黒岩さんや、元スターバックスCEOの岩田さんの講演もあり、それも楽しみに参加したのですが、御二方とも、人づくり、人を生かした経営のお話であったので、大変、勉強にも刺激にもなりました。

この手の話は、方向が同じな方がかえって、差を感じるところがあり、自分にグサリと来ます。

黒岩さんは、フレンチで本場パリにも出店されたのですが、それは拡大志向でも何でもなく、人が育ち、或は育てる為に作られたのです。

フレンチを学ぶシェフは、パリに憧れ、パリで勉強したいと願う。

それなら、自分の店を出せば、皆が勉強もできるじゃないか? スタッフ一人一人に家族愛を持ち、その環境で成長できるという仕組みを作る事に最大注力されている事もよく分かりましたし、”あの人と働きたい”と言われる存在になるのも至極当然だと思いました。


岩田さんの方も、ミッションは存在理由であり、会社と同じく、働く人それぞれが、自分の人生においては経営者だと仰っていましたが、スタッフの人生観、死生観などから教育されていた様に感じました。

スタバでは、サービスに関するマニュアルはなく、Just say yes のみで、スタッフが最大の差別化要因であるとの事でした。

殆どがアルバイトなのに、その集団をそこまでにするのは、やはり企業のミッション、理念、価値観
の差なんですね。

そして、岩田さんも、自分と会社とミッションを三位一体で育てる事、その環境作りに、注力されていた様に思います。


今年度は、ウエダ本社の現業は、皆に任せる様にしています。

それにはいくつか理由がありますが、その内の大きな理由の一つが、ここで、皆が自分達の会社で自分達の仕事を、自分達で考えて作っていくという事に踏み出していけないと、ウエダ本社で目指している働き方の変革や、日本のオフィスや、職場を、人にSPOTを当てた展開で成果が上がる、そんな企業を増やしていくなどという想いは絵空事になってしまうからです。

同時に私自身は、KYOCAという場で、人が繋がる事によって、とんでもない価値が生まれるという事を示す事に没頭していきます。
それがうまくいけば、ウエダ本社として唱えている事の証明にもなりますし、決してウエダ本社の展開と別の事を行っている訳ではないのですが、そこに没頭する為にも、現業の所から、自分の役割や価値を見つけて、自立した社員を育てていかないと空中分解してしまいかねません。

それが今期は、皆に任せている大きな理由で、今期は口出しをしない様にしているのですが、先週、今週辺りは、リーダーの意識が希薄なので、注意をしていました。

それ自体は、必要だと思ってはいますが、このお二人の話を聞いていて、改めて、私自身が一人一人の事をそこまで考えられているのか?と、やはり、その想い(ミッション)と各自が絡みあって育っていく様な仕組化ができていないという事がよく分かりました。

とは言え、行く先と、その差が分かるという事はスタートには立っている事は確認できましたので、そちらに歩みを進めていきたいと思います。

スマスタのこのイベントで、もし私が発表でもしている様になれば、企業を少しは動かしていけてるのだと思います。

それまで、スマスタと共に、発展したいと思います。

勿論、黒岩さんには、色々勉強させてもらいながら、未来をつくっていきたいと思います。



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