2014年11月16日日曜日

共感する女性脳で生き残る

今週も色々な人と会い、色々な話をしていました。

若くて有能で、熱い想いを持って取り組んでいる人達と話していると、嬉しくなってくると共に大変刺激を受けるのですが、そんな付き合いをしていると、私よりも先輩で、尊敬する方々から、”岡村さんは偉いね”と言って頂けるのですが、私にとっては、それ自体が勉強になるし、そういう事をやっている事が知らず知らず自分の資産となっているのです。

今週もISLの野田さんや、アミタホールディングスの熊野会長と、それぞれで用件はあるものの、私からすれば贅沢な時間で、個人レクチャーを行なって頂いている様なミーティングを行わせて頂きました。

ISLの野田さんは、巨大企業のリーダーシップ研修をビジネスとして行われる傍ら、社会イノベーター公志園というイベントを開催しておられるのですが、これを又、お手伝いする事になります。

アミタホールディングスの熊野会長は、環境ビジネスで会社を上場までされた傍ら、信頼が資本となって回る世の中を作るという事で、私財を投じて信頼資本財団を作っておられ、その事務所をウエダ本社内において頂いていますが、今後の連携について話させて頂いています。

こんな方々からノウハウを教えて頂いたり、アドバイス頂いたりするのですから、お金を払っても得られない無形資産なのですが、こういう事が価値と思えるかどうかが、物質的で可視化された資産しか理解できないか、目に見えない価値を資産化できるかの差であると思います。

物が売れなくなった時代、消費マーケットから共感マーケットという事も言われますが、何となくそれは理解しながらも、現実のビジネスや、企業はまだまだその様には動いていません。

共感などというものは、数値化できるものではありませんし、標準化できるものでもありません。

先日お会いしたメンタリストのDaigoさんは男女脳戦略という著書でも、男性脳と女性脳について詳しく書かれていますが、男性は競争を好み拡大を求め、女性は共感を好みシェアしようとします。

物を売っていった拡大路線の時には争って新たな猟場を求めていったのですが、少なくとも物質的に満たされた日本において、今後は共感して価値を増幅していく様に変換していかなくてはなりません。

女性が働きやすい環境を作るという事は、単に、安心して子供を産み少子化に歯止めをかけるというだけの話ではなく、むしろ、男性社会の企業でその決定を男性脳のみで行なうのではなく、共感マーケットを創りだす、又、そのマーケットに共感される企業にしていくという事がより重要なのだと思います。

男性脳の企業は、新たな猟場を求めて、新興国に出て行き、戦いを繰り返し生き残りを図るのですが、共感マーケットに転じていくことを余儀なくされた日本から、共感しシェアする市場を世界に広げていけないものかと思います。

そんな想いで活動している若者が沢山生まれています。
その価値を、男性脳バリバリで、戦って勝って来た世代の方々に引き合わせしていくのが、私が唯一できる事なのかもしれません。

その為には、もっと私自身、女性脳を研究しないといけないですね。

嘘をつく際、男性は目をそらすのですが、女性はじっと目を見て嘘をつけるらしいです。

生き残っていくにも女性脳の方が必要なのかもしれません(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿