そういうと自画自賛の様に聞こえますが、そうではなく、ご登壇頂いた方の胆識のお陰で、進め方など詰め切れていない課題も全部吹き飛ばして頂き、参加者大満足のものとなりました。
これは昨年30周年を迎え、その年に、現在9000名もの塾生にもなった発祥地である京都の代表となり、その重みと価値を感じ、それ故、その資産を残していく事と、私自身、まずは京都におられるチャーターメンバーの生の証言から、フィロソフィーの源流を学ぼうとしたものです。
会社や他の組織でも、そこでの理念、目的から、旗印を明確にしないと成果は上がらないと思いますが、参加する人も、理念、目的から、そこに居る意味があるのか?から考えていかないといけないと思います。
盛和塾の前身、盛友塾のスタート時から事務局を務めて来られた加藤塾生の評では、稲盛塾長の教えを完全コピーし、いち早くアメーバ会計も取り入れられた様に、最も実直に学び、展開して来られた川端塾生からは、
・経営者の心が高まれば経営が良くなり、その為に勉強し研鑽する、そしてそれが会社を発展させ、社員の幸福に繋がるという事を皆に分かりやすく説明しなけらばならない。
・晴れの日も雨の日でも感謝できるか?それは心の持ちようで、それが感謝できれば満足感を得られ、成功するという事を、塾長は実践されている。
・塾長の教えをシャワーの様に浴びて、完全コピーをする。
勉強しているつもりでも中途半端、やるなら完全コピーを目指さないといけない。
などなど、書ききれないお話が有りました。
その中でも、コーディネーターを務めていた私も質問を用意していたのですが、利己と利他の関係について、分かりやすく説明して頂きました。
それは事業経営にとっては絶対利己が必要であり、そこは間違ってはいけない。
利己、言い換えれば、自己や自己の願望が強い人は才覚に優れている人が多く、それは事業経営に必要ものであるが、それだけに自分だけ良ければという低次元の利己ではなく、社員やその家族は何としても守るという様な高次元の利己にしていかなくてはならず、そういう意味で、利他の心が必要なのだ。という事でした。
このお話は、私自身、長い間持っていたモヤモヤを取り払って頂き、大変クリアになりました。
実際、この日に聞いたお話からも、まだまだ京セラさんも急拡大でイケイケ状態であった当時から、会社は皆が幸せになる為の手段であり道具である、と、塾長が今と変わらぬ事をハッキリと仰っていた事もよく分かりました。
成功したから、心の問題、感謝を言われているのではなく、そういう気持ちで取り組んで来られたから、あれだけの成功を収められたのだいう事を、活字でもなく、当時の言動、やり取りを聞く事で、より、スッと腹落ちさせる事ができました。
私などがやっている事は、まだまだ知識の域を出ていないか、見識が足らないのですね。
もっと見識を高め、胆識にまで高めていきたいと思います。
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