初日は、新入塾生のガイダンス、2014年度の総会、二名の経営体験発表、懇親コンパと続いた後、二次会は午前3時過ぎまで続きました。
翌朝も9時から二名の経営体験発表を行なって、缶詰め状態の勉強会は終了。
その後、今年度世話人は引き続き一回目の世話人会議を行ない、盛和塾みっちりの二日間でした。
総会が終わって、盛和塾京都代表の二年目(二人代表制のメイン代表)が正式にスタートしましたが、30周年だった昨年度と違って華々しいイベントは無い今年は、それだけに本来の経営の勉強を進めなければならないと思っています。
私自身、ハッキリ言って、まだまだ代表などというものをやっていられる状況ではありませんし、
拘束時間?の長い盛和塾での時間捻出には腐心しています。
盛和塾発祥の京都塾で、来られている人は熱く、活性化している様にも見えるのですが、出席率となると実は30パーセントそこそこしかなく、皆が稲盛塾長を尊敬し、自ら勉強したいと入っている塾で、それだけの出席率というのは、どこかに運営の課題もあると思っています。
来ている人は確かに熱心で、仲良く、楽しくやっている中で、そこに課題を持って取り組むという事は、大変やりづらい事ではありますが、何でもやる以上は、その立場での役割と、自分のできる事を考えるべきであり、そういう意味では、今までの世話人からすれば異質な?代表であるからこそ、今年は、あまり来られなくなった塾生の参加を高める事に取り組みたいと思っています。
盛和塾は、稲盛塾長が、広く経営者達にその考えを広め、少しでも多くの経営者がその考えに接し、従業員とその家族の物心両面の幸福を追求を目指す事になり、一人でも多くの社員やその家族が幸せになる事を目指して、正に利他の精神でボランティアで行われている事ですから、来ている人のノリに合わず、来ない人を大多数作っていたのでは問題であり、多くの人、色々な立場の人が参加できる様にすべきだと思います。
私も自社では価値観共有を徹底し、全員参加を求めたりするケースもありますが、盛和塾では皆、一国一城の主であり、社長と一口に言っても、各社状況は全く違いますし、人、状況によって、時間のかけられるウエイトは、想いとは別で全く違います。
世話人というお世話役を、時間がないとか、ノリが合わないという事で断わる人も多いですが、まずは利他をベースにした稲盛哲学を自ら学びに来ている塾ですので、ニ年交代で務める世話人はお互い様であり、基本的には受けるべきだと思います。
ただ、当然、そんな時間を費やして、会社がおかしくなる様では本末転倒ですから、その場合断わるのは当然でもあり、まずはその意味合いから均していかなくてはなりません。
世話人を頼まれれば出来うる限り受け、ただ、世話人として最低限の役割を果たしてもらえば、後は各自、各社の判断で関わる時間を決めていく様にしたいと思います。
会社でもそうですが、働き方の変革を唱えている立場としては、皆と同じ事をやるのが良いという感覚や、時間をベースにした考えを変えていかなくてはなりませんし、そこの認識を変えていければ、障がい者雇用に対しても全く違うものとなり、何が"障害"なのかすら、分からなくなります。
価値観は共通していて、そこに向かう多様性を認められるのが、組織においても一番良いと思うのですが、利他をベースに価値観も共有し、しかも一国一城の主が集まる盛和塾なのですから、時間や行動においては、多様性を認める様な形にできないものか?
私が発祥の京都塾の代表になる意味をそんな所に感じながら、やっていこうと思います。
でもこの壁は、結構高いと思います(笑)
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