京都経済四団体での立石商工会議所会頭も、今年への期待とグローバル化の進展について話されました。
しかし、その後が京都らしいところで、私も全く同感であり、京都流議定書の精神にも繋がる話なのです。
それは、これから最も変化するのは、規模のメリットの低下であり、大量消費の工業社会から持続可能社会への変化であり、それ故、京都の持つ、知恵と多様性が活かせる時代を本格的に迎えるという事でした。
又それ故に、次代に向けた変化対応力を最優先にした企業経営が求められるとの事でした。
物を生み出していかなくてはならないメーカーは、その市場を求めて海外に展開して行かざるを得ないでしょう。
しかし、8割を占める非製造業こそが、今年以降、大転換を図る日本の命運を握っていると言っても過言ではないでしょうし、それを最も実現しやすい環境が揃っているのが京都であり、ナレッジ、ノウハウ、伝統など、数値化できない価値を持つ京都企業がその実例を示していく事が、大きな役割だと思います。
そして東京以外の全ての地域が、それぞれの強みを再認識して、それぞれの地域に根ざした持続可能社会を作っていく事が、日本を再びTOPリーダーにしていくのだと思います。
同じ尺度での優劣を争う競争は繰り返すべきではありませんが、競争の無い社会などは又、成り立ちません。
自然の摂理に従っても、価値のあるものは存在し、価値の無くなったものは淘汰されるのですから、今後の企業や、個人においても、他には無い、存在価値を作る競争をしていく
べきなのです。
そう考えてみても、今年から、より京都企業、そして我々自身の役割は重大だと思います。
大きな役割を担える事を楽しんでいきたいと思います。
大きな役割を担える事を楽しんでいきたいと思います。
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