二日休ませてもらって、四泊六日で行っていました。
NYは二十年近く振りだったのですが、その街の変貌ぶりには驚きました。
何せ、街が綺麗で、全く、危険な感じがしないのですから、聞いてはいましたが体感すると驚きでした。
実際には、色々な策があったのでしょうが、そのベースとなっているのは、90年半ばに登場したジュリアーノ市長で、就任当時から、NYを安全な街にする!と宣言され、割れ窓理論を用いての、地下鉄などの落書き消しを徹底されました。
前回行ったのが、丁度その前であったので、その話を聞いた際、理屈は分かるけど、そんなの理想の話だと、私などでも思った程です。
ところが、できるもんですね。
本当に、落書き一つなく、子供も一人で放ったらかしでも大丈夫か?と思う程、全く危険な雰囲気がありませんでした。
やはり、無理だと思って諦めてしまう事、皆がやっているから自分もルールを乱してもいいのだ、とか、或いは、誰もやっていなから自分だけがやってもしょうがないとか、自分は関係ないとか、そんな人々の心理が、集団になっていくと、恐ろしくもなり、素晴らしくもなるのだと、目の当たりに感じた気がします。
又、安全な感じは好景気が人々の心理を穏やかにしている面もあるのかもしれません。
やっぱり、海外はイイですね。
狭い日本、小さい業界だけで考えていると、どうしても発想が貧困になるし、明るい方向に行かなくなりますが、やはり、うちメンバーや若い人達にも、海外に出て、発想を広げて欲しいと思います。
ちょっと年寄り臭くなりましたが、20年前には、年間の内、半分くらいは海外で過ごしたい!そんなライフスタイルを夢見て独立したのに、何か、小さい世界で閉じこもり、勝手にもがいている様にも感じました。
そういう意味では、リゾート地でゆったりという休暇ではありませんが、気持ち的には、リフレッシュという感じではないですが、少し転換できた様な気がします。
そんな事をつらつら書いている間に搭乗時刻なのですが、とりあえず40分遅れです。
これくらいは、しょうがないですかね。
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