2011年3月31日木曜日

滅びて欲しくない民族

安藤忠雄さんの私の履歴書(日経新聞)が今日最終回でした。

最後の二回は、震災が起こった事により、急遽話を変えられたのだと思いますが、今朝の最終回で書かれている、日本の現状、日本人の素晴らしい点と課題、今後の日本人があるべき姿や、それを求める価値観など、私には100%その通り!という内容でした。


安藤さんは、日本人は、技術力やスケジュール、品質、安全衛生の管理能力は世界のトップレベルであるが、経済発展をする中で、子供達は過保護に育てられ、自分で考える体験が不足し、緊張感も判断力も自立心もないまま成人し社会を支える立場になってしまったと言われています。

又、芯の弱い今の若者や子供を見て、日本の将来に強い危惧の念を持たれており、必要なのは、自分で生きる力を身につける事だとも仰っています。

どうすればいいのですか? 

教えてもらってないのでできません。
~がないからできません。

分かる様に示してもらわないと・・

私のサラリーマン時代でも無かった感覚ですが、最近ではよく聞かれるフレーズだと思います。

これらって生きる力を感じないですよね

フランスのポールクローデルという詩人は、”私はこの民族だけは滅びて欲しくないと願う民族がある。それは日本民族だ”と言ったという話を紹介されていますが、そういう素晴らしさを生かして、日本人は生きる力を復活させていかなくてはならないと思います。

この大惨事を見て、被害を受けていない我々が奮起しないでどうする!!と思います。

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