今朝は、京都災害ボランティア支援センターの開所式にお招き頂きました。
この場所は、京都府と京都市の災害ボランティアや、物資、募金などの後方支援の窓口として、府・市が一本化したという、場所でありますが、先日もブログで書いていた通り、できるだけ効率化や統合化していかなくてはいけないと思う中、京都府と京都市がこの様な窓口を一本化された事は、素晴らしい事だと思います。
ここに対して、当社では備品を提供したという事で、知事や市長と共に並ばせて頂き、特にこれも指示しただけの私としては、誠に面映い感じでした。
ただ良かったのは、先日から何とか実現に繋げようとしている、被災された方々に、単に避難してもらうだけではなく、仕事付きの避難をして頂ける様にできないか?という案について、直接山田知事、門川市長にもお話、お願いする事ができ、又、全国のボランティアとネットワークを持たれておられるスタッフの方々にもこの案について大変共感して頂き、今後、協力頂けるという事になった事です。
門川市長も挨拶で、マスコミなどから被災地の様子が消えていく頃から本当の被災地の試練が始まると仰っていましたが、正にその通りで、そこからがある意味、現実の問題が山積し、今後の人生においては一番大変な時期が始まるのですが、逆に他地域の人からはドンドン忘れられていくのです。
この問題は防ぐことはできないとは思いますが、低減する事に取り組んでいかないといけないと思います。
農業の担い手がない県や町で、避難された農業家の方がそこで農業を行なって頂けると、その県や町と、被災地が結ばれ、その関係性が継続されていくのです。
そしてそれが、もし全国的に広がっていれば、いつまでも全国で今回の災害を共有していけるのです。
もし、そんな全国で繋がりを持つ、日本になる事ができれば、海外メディアで賞賛される様な日本人の道徳感と相まって、凄く夢のある、新たな価値観を持った国にさえなる事ができると思うのですが。
私も、そんな夢を描いて、元気を出して、継続的に取り組んでいきたいと思います。
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