2018年7月21日土曜日

Teal、ホラクラシー、ホワイト企業

先週とは一変、今週は、渋谷のスクランブル交差点を見下ろせる所に泊まっておりました。

そんな東京でも先週の宮崎に引き続き、京都流議定書について嘉村さんと打合せして、ようやく構成が見えてきました。

嘉村さんに相談しているのも、話題の”Teal”をテーマとするからですが、私自身も興味は持ちながら、分厚い本は読み切れない、内容も、理屈は分かるけどそんな事ができるの?というモヤモヤ感一杯ですので、それを多彩なパネリストの皆さんに、ぶつけていって教えて頂くスタイルにしたいと思いますので、全く分からない方もご参加下さい!

まずは嘉村さんに、概要を解説して頂いた後、元ボストンコンサルティングで直近は総務大臣補佐官を務められ、グローバルから日本の地方を見て来られた太田さん、現在はリクナビNEXT編集長ですが、その前はアントレ編集長で、リクルートで30年、”働く”という事において様々な角度から見てこられた藤井さん、そしてTealではないのですが、ホラクラシー実践(Tealとホラクラシーの違いについても是非深堀したいと思います)の第一人者でもあるダイアモンドメディアの武井さん、ホワイト企業の審査員で数々の素晴らしい企業を見て来られた瀬戸川さんという、本当に多彩な方々をお迎えしてのパネルディスカッションですので、ただ、Tealとは?というセッションではなく、組織に関わる全ての人に、関係あるセッションになる予定です(笑)。

ただし、”従業員というのは、その字の通り、業に従って、効率を上げる事を一所懸命やればいいんだ!” ”人の価値は学歴、スキル、企業の価値は売上の大きさや経営指標の効率だ”としか見られない方は、全く意味が分からず、不愉快にもなるかもしれませんので、ご参加されない方が良いと思います。

もっとも、その様な方は、私のブログなどをそもそもご覧になっていないと思いますが(笑)

今週は東京で、リベラルという会社に訪問させて頂きました。

そちらは8割が障がい者(主には知的障がい者)で、中古のコピー機や電話機を磨き、修理し、販売されている会社ですが、設立以来ずっと黒字で、しかも素晴らしい成績を収めておられる会社です。





「お客さん入られます」の声で、作業中にも関わらず、全員立って挨拶をして頂き、あとは黙々とそれぞれの作業に取り組んでおられる皆さんの”仕事”ぶりを見ると、にやけてしまうというと失礼なのですが、何故か嬉しくなりますし、本当に素晴らしいと感動しました。

 そして、障がい者の個性を尊重して経営されている会社では同じ様に言われますが、この会社でも、一緒に働く健常者が、彼らの”仕事”に対する姿勢を見て、変わっていき、他のメンバーや組織が彼らのお陰で成長していったとの事でした。

働き方改革の論議をする際には、いつも思うのですが、障がい者と言われる、こういう人達の働き方を見て、本質は何か?を論議してほしいと思います。

このリベラルさんは、Teal組織ではありませんが、第四回ホワイト企業大賞を取られており、その前年には、今回京都流議定書に登壇頂く、武井さんのダイアモンドメディアさんが大賞を取られています。

その様な関係で、8月3日の京都流議定書は、私の突っ込みでどこまで、Teal組織が理解できる様になるかは分かりませんが、Tealもホワイト企業も、東京であれ地方であれ、人の個性を尊重し、人の可能性を力としていく事、考えておられる方々とお話していきたいと思います。

尚、今年はウエダ本社80周年という事もあり、最初に少しだけ、ウエダ本社の展開についてプレゼンもさせて頂きますので、前説として併せてお聞き頂けましたら幸いです。

2018年7月15日日曜日

脱色して来ました。

宮崎県の新富町から先程帰って来ました。
毎度の事ながら、わけわからんと思われると思いますが、今回は、三田愛さんが主宰されるコクリ!のメンバーと新富町の農家、起業家、役場職員、地域商社「こゆ財団」のメンバーが泊まり込みで行なう、GI探求ジャーニーというものに参加しておりました。







新富町が盛り上がっているという事は何と
なく聞いていましたが、そのキーとなったのは「こゆ財団」という地域商社の存在だった様です。

人口1万7000人の町が、ふるさと納税の財源で人材教育などを行っていく事を目指して昨年4月に地域商社が設立された事から、1粒1000円という、国産ライチのブランド化に成功したり、地元の強みを生かす展開から、移住者や起業家が集まる様になっている様です。


行ってみると、食は勿論、確かに強いコンテンツがありましたが、地方では、同様の魅力を持っている所は多いと思います。

ただ、その魅力や強みに気づいていなかったり、素材が良いとしても、それを売れる商品にできていない事が殆どですが、それをこの「こゆ財団」が、コーディネートしているのでした。




今回、この話を聞いて、こういう存在があれば、それだけで地域興しなど、もっとできると思うのですが、設立間もないこの財団に視察が相次いでいる所を見ると、他ではなかなかできないんですね。

その原因を探っていくと、結局は技術論ではなく、やっぱり“人”の話になり、重要な要素の熱意ある“人”が重要なポジションで揃えられるか、反対に、壁となるのも又、“人”ですが、その壁とどうしていくのか?そして、そのマネジメントができるか?が成否の分かれ目なのだと思います。

又、なかなか地元や、自社、個人でも、自分自身の強みに気づくのは難しいですが、それだけに外部の目というものは重要で、外部との接触、交流などを行って、うまく刺激を入れていく事がポイントだと思います。

我々の会社では、こういう事は意識していて、外部との接触、交流は積極的に行っていますが、それだけに余計、自社の強みを自分達が知っている事、刺激を受けて、うまくその価値をマネジメントしていける力がより重要になるのです。

現在、スタッフがそれぞれの立場からウエダ本社の強みを考えて、プレゼンを行うという企画を行ってくれていますが、皆がそういう意識を持ってくれると、見え方が変わり、気づきが変わってくると思います。

固定概念が強いと、どうしても変化や兆候が見えなくなります。

地方に行くのは、地域や、業界などという同じ所に居ると、どうしても頭や感覚に色が着いていってしまうので、自分を脱色していっているのかも知れません。

脱色して来た分、又来週から、新たな色を取り込んでいきたいと思います。

2018年7月7日土曜日

フィリピンで勉強してきたこと~理念、使命感、社会課題

今回、フィリピンに英語勉強で行くなら、ここに行けば?と紹介されたのが、ワクワークイングリッシュさんでした。

これを紹介してくれたのは、恐ろしい?巻き込み力でコクリ・キャンプを主宰する三田愛さんですが、フィリピンの正にソーシャルビジネスとして展開されるワクワークさんとは、英語だけではなく今後色々な繋がりもできるのでは?と勧めて頂いたのです。

これも引き寄せというのか、実はワクワークさんの事は、7年前に嘉悦大学さんがスカイプ英語授業を最初に導入された際に、友人である嘉悦さんから直接現場で見せて頂いて知っていました。


ワクワークイングリッシュさんは、創設者の山田さんがバックパッカーとしてフィリピンでストリートチルドレンに出会い、その社会構造にショックを受けられた事から、彼らを英語を使って活躍していける人材に育て、ストリートチルドレンを救い出す役割を担っていく循環を作り、フィリピンの病巣を崩していこうとされているものです。

という事で、土曜日には元ストリートチルドレン達の孤児院に、ボランティアで授業を提供しておられるのですが、そこにも同行させて頂きました。

ストリートチルドレンというと、悪いイメージしかないですが、そこで見たのは、二段ベットの一つしかない、綺麗に整理された個人の場所と、人懐こく、日本の同世代の子供たちより純粋な姿でした。



又、驚いたのは、ボランティアがパンを差し入れで持っていき、一人一つづつ配るのですが、私がそれを見ていると、八歳ほどの男の子が自分の食べているパンを私に差し出して、食べるか?と言ってくれたのです。

まだ、他の人の分まで欲しがってもおかしくない年齢で、ましてや、貧しく大変な苦労をしてきている子が、自分の物を分けてくれようとするのです。

これだけでも、ストリートチルドレンって何だろう?

今、我々も、他者に配慮できる人や、その対応などをしつこく言ってますが、その気持ちって何から生まれるのだろう?

日本人は、やっぱり何かを失ってしまっていると感じました。

ワクワークさんに行ったものの、山田さんが、第二子となるお子さんのご出産でご主人と共に帰国されており、結局は会えなかったのですが、それだけに代表者不在の中で、チームの素晴らしさと、その源泉となっているTOPの理念の重要性を目の当たりに見せて頂きました。


スタッフが口々に、”TAKAKOの想いに共鳴して”とか、”TAKAKOがビジョンを掲げるのを自分達が形にしないと”などと言うので、私が、どうしてそんな風に考えられるのか?を聞くと、山田さん夫妻は、セブで”悪の巣窟”と言われるスラム地域に、自立を目指す元ストリートチルドレン達の起業を支援するビジネスセンターを建設される予定なのですが、一緒に働いているフィリピン人スタッフ全員が、そんな地域での建設に大反対だったのを、”「このエリアでやらないと意味がない」というTAKAKOの想いに皆、共感したからだ”と言っていました。


TAKAKOさんは居ないのに、TAKAKOの理念を実現する為にと、それぞれの考えから、フィリピン人スタッフ達が実現に向けて動いているのですから、今回、一か月の不在をようやく決断した私からすれば、相当上のレベルだと感じましたし、理念を共有し、人を大事にする様な経営は日本が進んでいると思って、実際これまで沢山のベンチマークも行って研究してきたつもりですが、このチームのレベルの高さには驚きました。

それでも、悩み、問題はある様で、私も現地マネージャーから色々と相談も受けましたが、その悩みのレベルがこれまた高く、我々も含めて多くの中小企業が、こういうマネージャーの存在を作るのに苦労しているのにと思いながら聞いていたので、悩んでいるそのマネージャーには失礼ながら、どうしてそうなるの?と、笑みが出てきました。

やはり、そんな想いになっていくのも、そんな想いになる素晴らしい人を集めていくのも、TOPの強い想いと使命感だと思いますし、それは人種、民族など関係ないのだと痛感しました。

そして使命感というのは、TOPだけの話ではなく、働いている人でも持つことができると、それだけ深みのある生き方、働き方になるのだと思いました。

実際、あるスタッフ(先生)も言ってましたが、ワクワークには素晴らしいキャリアを持った先生ばかり集まっていて、条件でいけば、もっと良い所はいくらでもあるだろうけど、私は、単に英語だけを教えるのではないと思っているとの事でした。

話は変わりますが、私が泊まっていたホテルで驚いたのは、そこのスタッフがよく働くという事です。

これまでアジアと言うと、ハッキリ言って、仕事に対して怠けるというか、全然動かなく、立っているだけ、という様なイメージでしたが、このホテルのレストランのスタッフは、自らドンドン仕事を探し、誰かがある場所を片付ければ、自分は次のセットを用意に行こうというスタイルで動いていくので、ある時、あるスタッフに、”どうしてそんなに動きがいいの?”と聞いたのですが、その答えにうなりました。

 "We love work"

どうでしょう?

やはり、そう思って働いている人、これも一つの使命感だと思いますが、そういう人と、ただ単に消化しているだけの働き方の人では、その人自身の輝きや深みまで全く違うものになると思います。

という事で、フィリピンまで行っても、より強固に感じてきましたが、日本は、日本の働き方改革は大丈夫でしょうか?

そして日本で経験した事をいずれアジアに伝える時が来て、その時に私が英語にアレルギーを持っていたのでは、、という事で今回の英語留学に至りましたが、私が英語習得する時間を待たず、日本は、働き方においても、やる気あるアジアの人々に、一瞬で抜き去られていく事になるかもしれません。

これが私自身、ウエダ本社自体が、これからはソーシャルビジネスのプレーヤーになっていくという理由です。

2018年7月1日日曜日

恥ずかしながら・・

先週少し上げていましたが、実は一か月間フィリピンにおりました。

その理由は、恥ずかしながら、英語の勉強です。

一か月も英語の勉強で会社放ったらかしで良い身分?と思われると思いますし、その通りで本当に有難い事ですが、個人的な目的で行ったわけではなく、今後の事を考えてのものでした。

1年前から、この一か月計画は考えていたのですが、それこそ会社を放って行ける状況にならないかもしれないので、その時点から6月の予定だけはブロックしながら様子を伺っていました。

実は裏目的として、この間に自分達だけでの運営を経験してもらう、という事があったので、本当に行けるのか?ギリギリまで様子を見ながら、スタッフもそれぞれの役割を意識してくれる様になり、組織としても少し成長してきた実感もあったので、実行する事にしました。
「失敗はとがめないから一か月間私に相談せず、全て自分達で決めてくれ」とリーダー達には言って出かけたのですが、今のところ大きな問題もないので、うまくやってくれたのだと思います。

私の目的ですが、大学の頃それこそ一か月だけ、アメリカでホームステイの経験があったのですが、その後、英語は平均的な日本人レベルで、その為これまで、海外や外国人との接点という事ではチャンスを逃して来ました。

特にウエダ本社に来てからは、京都という特長を生かしていく事もありましたが、内にこもりがちで、地方に目を向けるのは良いのですが、もし英語が話せたら、グローバルに打って出ていたと思いますし、全く違う展開をしていたと思います。

又、ここでは書いていますが、“ソーシャルイノベーターや若手のサポートをして偉いね”的な事をよく言われるのですが、良い恰好抜きでそんな感覚は毛頭なく、むしろそれぞれの人を尊敬しているのと、羨ましくも思っていたのです。

地雷撤去や子供兵の社会復帰、ストリートチルドレンや孤児、障がい者、自死遺族、貧困、被災地など、それぞれ大変な問題に向かっていて、とてつもない課題だらけだと思いますが、自分自身がやろうとした事にストレートに向かっていけている姿に憧れを感じながら、ウエダ本社という会社を引き継いだ立場では、そんな事に向かっていけないので、それぞれの相談などに乗りながら、少しでも彼らの役に立てればそれで自分の役割を果たsせると、気持ちを治めていたところがあったのです。

ところが政府が働き方改革の旗を振る様に、日本では正に、働き方、それに対する人々の考え方、もっと言えば、働く事や生きる事に多くの人が意識、やる気を持てなくなっている事が、日本のど真ん中のソーシャル課題であり、我々の目指して来た事、我々が崩していこうとする事が、今ではソーシャルビジネスであり、アントレプレナーとなる状況となってきたのです。

そしてこの日本の状況は、特に急発展するアジアでは今後必要となる時期が、そう遠くなく訪れると思っており、その時に、日本で何某かの結果を出している我々が、私自身の英語の壁のせいで、踏み込んでいかない様な事になると、後悔しきれないと思っていました。

勿論、50代半ばのおじさんが、今から英語を勉強してしっかり話せるようになるとは思っていませんし、一方でAIITの発達で、語学など同時通訳してくれる時代が来るので、覚える必要はないと言う面もありますが、人から考えた組織運営、場づくりを肝とする我々は、いくら言語自体は変換できたとしても、その場の雰囲気や直接話す事から感じる事が大事なので、私自身が直接コミュニケーションを取れる事は必須条件だと思うのです。

英語力はどうなったか?については、できれば聞かないで欲しいですが、少なくとも壁はかなり崩せたかなと思います。

そんな理由での50代半ばの挑戦?でしたので、ただ英語だけの学校選びという事ではなく、以前からその存在は知っていたワクワークイングリッシュさんに個別対応して頂いてのものでしたが、この素晴らしいソーシャルアントレプレナーであり、ソーシャルビジネスを展開されているワクワークイングリッシュさんについては、色々学ばせて頂く事も多かったので、次回にこのお話を纏めたいと思います。

という事で、50代半ばのおじさんの挑戦話はつづきます。

2018年6月23日土曜日

肌感覚で感じる

今週は大阪を中心に関西地方で大きな地震がありました。

お気遣い頂いた方もあるのですが、私はその時は居なかったので、当初はそれほど大きなものと知らず、後でニュースを見て驚きました。

関西で大きな地震と言えば阪神大震災があり、私は逆にそこではまともに被災したのですが、そう言えば地震直後、こちらから「とりあえず、体は大丈夫やから・・」と身内に電話した際に、何をそんなに大げさな事言ってるの?的な、不思議そうな反応だったのを思い出します。

震度6や7と言われても、実際その場で経験していないと分からないですから、しょうがないですが、それだけにどんな問題でも、現地(現場)に行って肌感覚で感じないと、判断を間違う事にもなるので、心しておきたいと思います。


実は今週の地震当時居なかったというのは、今月初めからこの場所にいたからでした。

この写真で分かる方がどのくらいおられるでしょうか?

これはセブ島ですが、このセブ島のイメージも、私は来るまで、リゾートアイランドのイメージでしたが、セブ島自体は全く、THE アジアな、なかなかディープな場所ででした。

そんな所で何をやっているのか?については、恥ずかしいので、後日又しっかり説明させて頂きたいと思いますが、固定概念は勿論、表面上での理解はやはり全く違ったりする事も多いと思います。

そして、このディープなエリアに来て早々訪れたのが、こちらの学校、、に見えます
でしょうか?

実はこちらは孤児院で、元ストリートチルドレンばかりが入っているのですが、下は4歳から15歳くらいまでの少年ばかり50数名が居ました。

ストリートチルドレンって聞いてどんなイメージでしょうか?

海外、特に途上国などに行かれた方は、物乞いの様に集まってくる子供たち、時にはスリをして逃げていく子供たちに出会った方もあると思いますし、何となく怖いイメージを持っていたりしないでしょうか?
 この写真を見て、怖いイメージするでしょうか?

それどころか、日本の同年代の子供たちより、人懐っこく、ハッキリ言って、くだらない事でケラケラと笑って楽しんで遊んでいました。

当たり前ですが、彼らが好き好んでストリートチルドレンになる筈がありません。

社会構造がその様な問題を生んでいるのですが、全ての問題が同様に、根源をしらないと、現場の肌感覚を分からないと、解決には繋げられないと思います。

中途半端に書いていると、何をやっているのだか、意味不明だと思いますので、又、まとめて書いていきたいと思いますが、こんなセブに閉じこもりながら、ネットも必要以上には繋がない所で、外からの日本を肌感覚で感じると、やはり違う感覚が起こってきます。

明日はより、ネットと隔絶した日を過ごして来たいと思います。




2018年6月16日土曜日

今年の京都流議定書のテーマが”Teal" な理由

6月も半ばになったので、一部告知はしておりますが、そろそろ今年の京都流議定書について、触れたいと思います。

昨年で終わったの?と聞かれる事もあるのですが、そうではなく、10年続けて来た3日間のスタイルは一旦終了し、今後は違う形で継続して行こうと、昨年の終了時から考えておりました。

ただ、10年で一旦区切りとしておかないと、止め時を無くしてズルズルと継続する事になりそうな事と、今年ウエダ本社は80周年を迎えたので、周年イベントと同時に三日間のイベントを行うのはスタッフの負担が大きいので、今年は、次の展開に繋いでいく形で軽めに行おうと考えていました。

周年パーティーも70周年の際は、ウエダ本社が変わっていく宣言という意味で、晴れがましく、知事、市長、始め、商工会議所、経済同友会など経済界の方々にも沢山お越し頂きましたが、今年の80周年は、スタッフ自身が懇親するという目的で、お客様もOBや、普段お世話になっている仕入先さん、今後、我々とタイアップして頂くパートナー的な方々のみで内輪的に行う予定です。

そしてその同日に、京都流議定書と称して、14時~17時頃の予定で、セッションを行いますので、今年は、是非、この枠だけに集中してお越し頂ければと思います。

ここでは、80周年でリニューアルするロゴや、コンセプトとその意図、そして今後のウエダ本社の目指すところについて、発表させて頂く予定です。

京都流議定書として行うセッションは、話題の”Teal組織”を取り上げますが、決して流行りに乗ったのではなく、京都流議定書がソーシャルセクターで知って頂く様になった切っ掛けを作ってくれたのは、何を隠そう、このTeal本の解説者である嘉村氏であり、今や引っ張りだこの嘉村氏に、初めから関わってもらっていた京都流議定書だからこそ!のTeal分析をお願いしようと思っておりますのと、今後我々の展開自身もそうですが、日本の進み方を考えていくにおいても、このTeal組織に至る経緯は、理解する必要があると思いますので、なかなか面白いと思います。

特に気になりながら五百数十ページに渡る分厚い本に手が伸ばせなかった方には、よりお薦めです(笑)

理想過ぎない?と思うのがTeal組織ですが、それが全てにおいて正解という訳ではないと思います。

ただ、この変遷を考えていくと、色々な事が理解しやすいくなる様に感じます。

今週は、初の米朝首脳会談で、世界中の人々が固唾をのんで見守りました。

結果は、北朝鮮が有利になっただけで、何も具体的に、核放棄に向けて引き出せていないとトランプ大統領に非難が集まっています。

この会合の成否については、私などが語れるものでは無いですが、ただ一点、あの直接会談は、トランプ大統領だったから実現したと思います。

トランプ大統領を見ていると、Tealで言えば、レッドパラダイムのリーダーに思えます。

レッドパラダイムとは、衝動型組織で、戦闘地域、内乱、破綻国家、刑務所、治安の悪いスラム街という敵対的な環境に適しているとされているのですが、北朝鮮は他人の意見が入る余地のない独裁国家ですから、そことの話でその後に出てくる順応型(アンバー)組織や多元型、ましてや進化型(ティール)などのリーダーでは、話の台にも乗らなかったと思いますし、レッドパラダイムのリーダーだから会合が実現できたのだと思います。

それが良かったと言っているのではないですが、少なくとも交渉などを行う際には、こちらの正当な事を展開しても、その組織とリーダーが、どの様なパラダイムにいるのか?を考えて対処しないと、全く効果は出ない様に感じます。

日本の交渉がいつも下手に感じるのは、以前も、そもそも喧嘩の仕方を知らないのでは?と書いた事がありますが、やんちゃを知らないエリートな人達が官僚になっているので、特に衝動型などへの対処が全くできていないからではないでしょうか?

とは言え経験の無い人が、いきなりやんちゃな真似をしても、より無謀になるだけなので、そこは日本人らしく勤勉にそのスタイルを学んで、対処していかなくてはなりません。

という事で、今年の京都流議定書は、勤勉で真面目な日本の官僚や、官僚的な組織が、世界で戦っていく為にも、Tealから学んでいきたいと思います。






2018年6月9日土曜日

隔絶された所から

デジタルデトックス?宣言で入った今週は、一部、返信などではSNSも見ておりますが、ほぼ隔絶しており、普段楽しませて頂いている方々のFBなどもほぼ見ておらず、失礼しているかと思います。

テレビは勿論、ネットニュースなども見ていませんので、取り残され感はありますが、一方で、何も入って来ない心地よさもあります。

そんな中、週一ブログだけは、ずっと続けて来ておりますので、この間の唯一の窓口としたいと思います。

今週から、大手も採用活動が解禁となったと言いつつ、多くの学生が就活を終えている、或いは二極化しているという話になっています。

ウエダ本社に関して言えば、今年は二名の採用決め、新卒採用を終了しました。

毎年、厚かましく、まともに採用活動を行なっていませんでしたが、今年は3月のある朝食会で、京都の人気企業の社長さんが、今年の会社説明会は、売り手市場がより強まっているのか、学生が半減しているとお話されていたのを聞き、流石に真面目にやらないといけないか?と、直ぐに我々も会社説明会を行う事にしました。

とは言え、一人や二人しか採用できないのに、沢山来てもらっても申し訳ないのと、本当にうちの会社を目指してくれる人でないと、お互い勿体ないので、そこだけは拘って、一切、就職支援系の会社とは契約せず、又、学校への案内等もせず、SNSでの発信で行いました。

それでも12人の学生さんが集まってくれ、又、その殆どが、我々と価値観を同じくする方々から聞いての事でしたので、我々を目指して来てくれていました。

大変有難い話なのですが、逆にそれが悩ましい所で、選考には大変困りました。

私は基本的には、能力よりもやる気が勝ると思っており、そのやる気も、根性論よりは、自ら湧き出てくるやる気で、それだけに価値観や、方向性を一番重視するのです。

従来は、それで見極めていたのが、今年は決めきれず、最終的には、現場リーダーや、直接一緒に働く事になるメンバーの面接で決まりました。

通常は、担当者から、責任者、そして最終面接が社長というパターンだと思いますが、私は、一にも二にも価値観が合う人という事から、一次、二次と私が面接して、最終面接をスタッフが行うスタイルで、これも、我々が変わっている所だと思います。

という状況でしたので、特に最終面接まで来てもらって、結果、不採用となった人には、大変申し訳なく思いますが、全く差が無く、最終的には、新入社員の場合は、本人の先々の為にも、まずは物売りをしてもらう事にしているので、その想定配属先での適応で決めさせて頂きました。

全く我々の力不足で、我々に絞り込んで来てくれている人を皆採用できないのが、情けないですが、今持っておられる熱意や価値観は大事にしてもらいたいと思いますので、もし、まだブログを見て頂いていれば、皆さんが、最終決められるまで、相談などには乗るつもりでいますので、遠慮なく、言って来て下さい。

そんな中での選りすぐりの二名ですので、これまた通常、我々の規模の企業では、内定を出しても、どうなるか分からないので、ずっと採用活動は継続されるそうですが、我々の場合は、これにて終了させて頂きます。

実際の所、3月の後半にお話を聞いて、二カ月で全て終了した事になりますが、こういう話も、自慢して言っているのではなく、我々の様な小規模な会社には、是非、こういう点を考えて欲しいのです。

弱者には弱者のやり方があります。

そして今や、その弱者のやり方で、強者にも勝つ事ができ、それが世の中を変えていく事に繋がっていくと思います。

地方も同じです。 

東京でないとできないのでしょうか?

人が集まる所でないと、店は開けないのでしょうか?

まず、この発想から抜け出す事からだと思います。

私は、まだしばらくの間、隔絶された中で考えて参ります(笑)