2019年1月20日日曜日

「自信がない」からこそ

ウテナワークス(旧メガミ)の代表となってから、最も多くお話を聞いている方と言えば、お子さんをお持ちの主婦だと思います。

そしてその主婦の方たちから、仕事について出て来る言葉と言えば、「自信が無い」という事です。
キャリを持っておられた方も、育児で何年も社会から離れてしまっているので、そのキャリアやスキルは使えない、と殆どの方が思われていますし、増してや専業主婦でやって来られた方などは、”私などには何も無い”と思っておられたりして、異口同音に「自信が無い」となるのです。
その社会と”隔絶された”と思っておられる方からすれば、企業に入っていくという事が巨大な壁で、そこを崩してまでと思えるには、それこそ”自信が無い”と、そもそもそんな所に向かっていこうとならないのです。
そして、多くの先輩女性、先輩お母さん達の、その様な姿を見ると、これから働いていく女性、結婚、出産をしていこうとする女性は、必然的に”働く”という事に対して、男性とは違ってストレートに向かって行けず、分けて考えなければならない局面が沢山出て来るのだと思います。
いつも言いますが、そんな所を崩せずに、いくら産休、育休などの制度を整えても、抜本的な問題解決はできないと思うのです。
ウテナワークスのオフィスにお越し頂いて、少しお話させて頂いたり、その後、ウエダ本社のオフィスの見学などもして頂くだけで、社会と隔絶を生んでしまった”企業”という巨大な壁が少し崩れ、大感激されたという感想を聞いたり、実際にその感激される姿を見ていると、我々の向かっている方向が間違っていないという手応えは強く感じます。
”自信が無い”という事で言えば、私自身の事をカミングアウトすると、50歳を過ぎて以降、ドンドン自信を無くしていっています。

それは事業や会社ではなく、自分自身の能力についてという意味ですが、厳しい状況で、虚勢を張ってやって来なければならなかった時期もありますが、40代までは自信を持ってやって来ていたのが、50を越えた当たりから、何も出来ていない自分に気づき、52、3の頃は一番迷っていました。
今55となり、能力無いのだから、能力ある人にやってもらおう、助けてもらおうという感じで、その自信の無さも決して悪いものではない気がしています。
「自信が無い」と仰る女性の方も、話を聞いていけば、決してそんな事はなく、その振り向け先を変えたり定めていけば、大変喜ばれるキャリアや素養をお持ちで、それをしっかりしていけば、その「自信が無い」という裏側の、やる気や、だからこそ共創していく力を生み出していける様に感じます。
ウエダ本社も幸いな事?に、私自身が、教育などの制度を作る能力がないので、そういう意味でも外部の色々な団体や起業家などとコラボして、優秀な人達と仕事をする事によってスタッフに成長してもらおうという企みもあったのですが、色々な有能な人達とのプロジェクトによって、スタッフも少しづつ成長してくれています。
そんな事も考えると、”競争”ではなく”共創”していかなくてはならない今後は、やはり女性の時代で、「自信が無い」の裏側か、根底にある力が、重要になってくると思います。

2019年1月13日日曜日

中小企業での村づくり

7日が月曜日という事もあり、今週が実質の仕事始めで、ウエダ本社と新生”ウテナワークス”も今週からのスタートでした。
その前日、1月6日の京都新聞朝刊TOPの一面で、ウエダ本社の子連れ出勤の様子をご紹介頂き、我々にとっては幸先の良い新年スタートとなりました。
記事内でも紹介されていましたが、保育園でお子さんを預かってもらえなかったスタッフが了解を取り、子連れで出社するのですが、スタッフの判断でそういう事をするという事が、家業的な事業所は別として、一般的な”企業”では、なかなか出来ない事だと思います。
又、それは企業と言っても中小企業だからできるので、大企業はできる筈がないと思われるのではないでしょうか?
確かに色々課題はありますし、そのズバリをやるかどうか?という話ではなく、問題は、そんな事ができる風土かどうか?と、何故、そういう事が大事かが分かっているかどうか?で、日本の”一般企業”ではそこが理解されていない事が、日本の企業の閉塞感を生んでいるのです。
その壁をどう崩していくか?が大きなポイントになっているのですが、これまた残念な事に、既存ビジネスで成功を納めて来た所ほどそれが分からず、そういう大企業や既存勢力に合わせた目先の”対策”だけの施策を国や行政は打つので、根本原因を崩せず、いつまで経ってもモヤモヤ感一杯なのです。
そんな大企業が、イノベーションを生む為に、GOOGLEの働き方やオフィスをベンチマークしたりしていますが、世界の一、二の時価総額を常に争う大企業を見て、どういう理屈をこねるのでしょう?
そんなモヤモヤ感一杯の中、ゴーン事件を見ていると、何とも言えない憂鬱な気持ちになってしまいます。
ここまで来ると全く私的流用は無かったとは言えないのだろうと思いますが、何がモヤモヤするかと言えば、まず一つは、多くの国民が、その”額”でごまかされてないか?という事です。
額は巨額ではありますが、その容疑内容と緊急逮捕、その後の拘留の様子が、あまりにもかけ離れているので、まるで独裁国家で逮捕されたかの様な怖さを感じるのですが、それに大多数の国民が平気である様に感じるのです。
勿論、我々などには分からない、国の問題が大きく絡んでいるので、何としても、という事はあるのだと思うのですが、一方では、又、出てきましたが、役人の様々な書類やデータ改ざんの問題は、そもそもの話とすれば、こちらの方が基本を揺るがす大問題なのに、こちらは、チンタラしながら、うやむやにしてしまうというアンバランスさ、そしてこれまた、国民がそれを何とも感じていない所が、大変、気持ち悪いのです。
いつからか、自分の事は棚に上げて、他人の事はトコトン追い詰めるという事がまかり通る国民性になってしまった気がしますし、そのアンバランスさも感じなくなってしまっている様に思うのです。
又一方、世界的にも、自分の事は棚に上げて、自己都合ばかりで他人を責めるリーダーばかりになってますが、逆にそこでは、日本はそこまでできない(そこまで傍若無人にしろと言っているのではありません)のですから、日本の国民が、そういう方向に向いていっているのは、自分や自国を落とし込んで行っている様にしか思えず、モヤモヤ感一杯となるのです。
近くに保育園か幼稚園かが出来る事に、うるさいから反対されたという事がありましたが、反対していた方は、身内にお子さんはおられなかったのでしょうか?
というより、その方も子供時代はあり、騒がしくしていた筈ですが、正に自分の事は棚に上げて、他人は許さないという典型的な話だと思います。
近所に保育園もできては困るという時代ですから、オフィス内に子供が居るなど意味が分からないと思いますが、色々な事を分けすぎた事の弊害が大きくなり過ぎて来た様に感じます。
仕事と家庭や趣味の時間も分けて考え、仕事の時間を減らす事しか考えられていませんが、これからは逆に分けない考え方に向かっていかないといけないと思っています。
そうなっていくと、仕事と家庭ではなく、各家庭や個人毎に違う、それをその所属している所で許容して、サポートするという事に向かっていかないといけないと思いますし、冒頭の新聞に取り上げて頂いた話は、日本の企業をそちらに向けていこうとしている我々の第一歩です。
そんな流れに反転させていく事ができれば、お互いをサポートする村が形成され、やがて町になっていくと思います。
もう、この二、三年で世の中の様相は一変すると思います。
改めて日本から、新たな村を形成していかなければならないと思いますし、その風土作りをウエダ本社で、実際の女性が働く環境づくりをウテナワークスで進めて、中小企業での村づくりを進めていきたいと思います。





2019年1月6日日曜日

平成最後の年頭所感〜次の30年に向けて!

平成最後の年、明けましておめでとうございます。
30年前の1989年は、r三菱地所がアメリカのロックフェラーセンターを買収した年でしたが、日本が血迷って暴走した象徴的であり、最終形がこの出来事だった様に思います。
この直後にバブルは崩壊し、その後、失われた20年と言われる時代に入るのですから、平成という時代は、米国の資本主義に憧れ追い求めて、一時的にしろ、その米国を追い抜き、目標を失った時には自分をも見失っていて、次の目標を探して彷徨って来た30年だったと言えるのではないでしょうか?
最後の5年程は、安倍政権の下、戦後二番目の長さとなる好景気と言われ、昨年10月には株価が27年ぶりの高値をつけましたが、2018年が終わってみれば、このアベノミクス相場と言われた中では初の下落での幕切れとなり、対策だけで言わばカンフル剤を打って”作っている”だけという不安定さを表している様に思います。
そんなところから2019年を見ると、5月1日の新天皇陛下の即位、6月末のG20の大阪開催から10月の消費税UP、そして2020年の東京オリンピックへと進むのですから、何としてもここまでは景気を死守して”作っていく”と思います。
景気というのは正に”気”ですから、天皇の即位などで”気”は好転するでしょうから、本来は、消費税UPで消費が落ち込んだとしても次年度のオリンピック開催で補える様にも思うのですが、その落ち込みもさせない様に、ポイント還元など、訳の分からない対策で、増税分も全部吐き出す意気込みで、無理やりにでも好景気を”作っていく”構えです。
米国も2020年には大統領選挙がありますので、トランプ大統領も選挙向けの対策を今年から講じていくでしょうから、普通にいけばこちらも、2020年までは”作られた”好景気は続いていく様に思います。
ただし、これらは米中の貿易戦争がどうなっていくか?など、世界の不安定要素で、吹っ飛んでしまうリスクは大いにあります。
特に読めないのは、トランプ大統領とそれを支える米国民の心理で、本来は中国との貿易戦争は米国の景気にも大きなマイナスになる筈が、中国をやっつけろ!という米国第一の意識が高ければ、このまま突き進む事となり、日本では消費増税もどうなるか分からない状況もあり得ると思いますし、下手をすれば、オリンピックなどと言ってられない一触即発なリスクすら感じます。
そんな全く読めない状況の中、我々はどの様にしていけばいいのでしょうか?
他力本願という言葉は、よく間違って使われる例で出されますが、あえて間違った意味の、他人任せにする、他人に委ねるという”他力本願”をできるだけ少なくする事しかないのではないでしょうか?
と言っても日本という国自体が、米国に委ね、中国、ロシア、エネルギーや食料などを考えると、世界中の国とのバランスの中で動いており、”自立”できていないのですから、本来は、より他国に委ねていては、この不安定な世界情勢の中では、やってられない筈なのです。
そして、不安定な世界の中で、バランスを取りながら、利用もされながら進んでいる様な国で、景気に左右される様な仕事や会社というのは、他力本願の又他力本願で、とても恐ろしくてやっていられないと思うのです。
できるだけ他人に委ねない”自立”した生き方やビジネス展開をしていく事がこの先特に重要になってくると思いますし、新たな元号の時代は、人も企業も自立して自律したものだけが、生きていける時代となっていく様に感じます。
ウエダ本社は今年より更に、子会社となるutena worksや他社ともグループ化を進め、景気に大きく左右される”オフィス”という領域ではなく、いつの時代でも中心となるべき”人”にフォーカスしたビジネス展開を図っていきたいと思います。
一事業30年などと言われる様に、30年という年月は、一事業が生まれて無くなってしまう程の変化があるわけですが、30年前は日本が米国から貿易不公正国としてやり玉に挙げられていた事を考えると、世界を企業と見立てると、日本というこれまでの事業に代わって、中国という新規事業に入れ替わってしまったと考えられます。
しかし一方で、100年を超える老舗企業が日本には10万社以上もあり、これは世界で見ても群を抜いている事を見ても、不安定な世界の中で日本の方向性は、示されているのではないでしょうか?
次の30年、元々の技術を生かして大転換を遂げている老舗企業の様に、企業と見立てた世界の中で、日本という元々の技術が大転換を遂げて、全く違う価値観、新たな事業を生み出す役割を、世界の中で果たすべきではないかと思います。

2018年12月29日土曜日

平成30年最後の想い

本当に年の瀬?と思うほど、通常と何ら変わりの無い様な年末ですが、ウエダ本社も昨日最終日を迎え、大掃除と忘年会で締めくくりました。
大掃除と言っても、3時頃まで通常営業の後、月末処理の中行うので、大掃除?とは言える一掃した感じもないですし、年始もカレンダー上、7日が初出しかしょうがないので、正月気分も全くなく、初日から営業会議となってしまいます。

来年は、ゴールデンウィーク、お盆も大型連休となるので、大幅に休みが増える中、まだまだ休みを増やし、平日も時短という流れで、兎に角、働く事を減らして休もう、と寄ってたかって啓もうをしている様に感じます。
この流れでいけば、益々、”ワーク”と”ライフ”が分かれていって、短時間の中で成果をより上げないといけない”ワーク”は、情緒などに全く浸る事のできない時間となり、バタバタとして気が付けば、もうお盆や正月で長期?休暇を取るという、ある意味これも何か、余白の無いスパイラルに入っていく様に思います。

長期休暇にしても一緒に休むから、何処でもが混み、旅行代金も高いですが、少しずらせる事ができるだけで、豊かな時間を得られます。
さらにそれよりも、平日も休めたり、必要な時に休める事の方がどれだけ有効かと思います。
今月は、3か月に一度行っている、スタッフとの役割や目標のすり合わせの面談がありましたが、今回は、それぞれの弱みと、大事にしている事を、できるだけ皆で共有して欲しいという事で、出してもらう様にしました。

人それぞれ、大事な事、優先したい事は違う筈で、それが同じ日に休んでも、全員に良いとは限りません。
最近社内でよく例にする話ですが、うちのスタッフで、コンサートによく行く人がいます。
それも奥さんと共通の趣味で、特定のファンというより、何グループかのコンサートにチケットが取れれば行くので、ちょこちょこ休むのですが、それを共有している為、平日堂々と、”~のチケットが取れたので午後から休みます”と言って出かけていくのです。
しかしこれがこの夫婦にとって豊かな事であれば、この方たちに、土日休みや、祭日も含めて連休を”強制”するより、取りたい時に優先したい事ができる事の方が、間違いなく有意義な時間になると思うのです。
その大事な事がそれぞれ違う筈で、それを皆で共有すれば、あの人のああいう事については、しょうがないと認められ、その事で、その人がリフレッシュできれば、本人は勿論、周りの仲間や会社にとっても良い事だらけだと思うのです。
人はそれぞれ皆違います。
そして、人間は素晴らしい能力を持っています。
そのそれぞれ”人間”が、自ら、自分の考えや、要望に合わせて選択していけるようにする事、そういう環境を作っていく事が、抜本的に考えていくべき問題だと思います。

だからこそ、”ワーク”と”ライフ”を分けるべきではないと言い続けているのと、国が必要以上に、”休め”、あるいは”休ませろ”、”早く帰れ”などと強制するものではないし、それこそ、”人”を本質的には尊重していない様にすら感じてしまうのです。

デジタル化が進んでいく事は止まらないですし、無味乾燥化が進む一方、人そのもの、人にしかできない事がより重要になってくると思います。

それだけに、これまでの流れのまま、中身も無いのにただ形式だけ続けていく事に大きな危機感を持ってしまいます。
と、いう訳でもないのですが、時間が取れない事も理由に、年賀状についても再考して、数を減らしています。
(決してこの言い訳の為のブログではありません・・(笑))

先月行っていたデジタル先進国のデンマークでは、郵便局は全く無くなってしまったそうです。

日本は、そこまで振り切った事はできないと思いますが、それだけに、”人”そのもの、それぞれを活かす環境、風土、そしてそれをサポートする制度という考え方にしていかないといけないと思うのです。

それに向けてもこの二、三年が大きな勝負時になる様に感じます。
まずは来年、女性の”働く”についての課題に、徹底的に向き合っていきたいと思いますので、utena works株式会社を、ウエダ本社同様、よろしくお願い致します。
今年一年、特に、このブログをお読み頂いている方には、大変お世話になったと思います。
(ウエダ本社に興味を持って頂いているだけで、この価値を広めていこうとする我々にとっては、大変有難い存在です)
来年も飽きもせず、同様の想いを綴っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

2018年12月24日月曜日

utena works という会社

本日12月22日で、ウエダ本社の100%子会社で女性活躍の問題を専門に扱う株式会社メガミは、utena works 株式会社に社名変更致しました。

今年の6月に前代表から退任の申し出があり、実質は10月から私が代表を兼務していましたが、この度、社名も含めて一新する事にしました。
それにつれて決算期も12月末とし、来年1月から新年度としてスタート致します。
と言うと全て新規一転!という感じですが、今期は特に大赤字で債務超過となっていますので、ゼロというよりもマイナスからのスタートです。
私自身は、やりたい!という人に、やりたい!事をやってもらいたいのが基本的な考え方なのと、特に女性の問題は女性でしか分からないと思っていましたので、方向性のすり合わせはしていたつもりが、実質は放任となっており、ウエダ本社との連携を生む事が出来ず、こういう状況になっている事は、私自身の責任だと思います。
しかし、そもそもウエダ本社での展開も、管理型への反発、人それぞれの個性を生かす経営やそれによる価値創造を目指してのものですので、やりたい!という人が一番で、その想いを持った人が自主的に進めていく組織を広めていきたいと思っていますので、自主性と放任の違いは、まだまだ頭を打って失敗も重ねながらも、この先も進めていくと思います。
女性の問題は女性が代表となって、と思っておりましたが、代表になって、色々聞き進めていく内に、この問題はやはり大変な問題であると同時に、これを崩さない限り、ウエダ本社として目指す世の中像は描けないという想いが強くなるばかりで、今では、自分自身がアントレプレナーになって創業していく気持ちとなってワクワクしているのと、意外とオペレーションは別として、マネジメントの所では男性が入った方が良いのでは?という気もしてきています。

私自身、30歳でわざわざ独立創業しながら、家業の立て直しをする事となり、その後は、元々あった事業をどの様に転換していくか?と、それこそ人をどうするか?組織をどうするか?という事ばかりを行って来て、自分の考えで自ら創っていくという事ができていなかったのですが、50代も半ばとなって、改めて独立創業時に近い気分を味わっています。
ただ独立した際と違うのは、始めから想いを同じくして、それぞれが家庭を持つ主婦という当事者からの目線で行動してくれる人が二人もいる事で、これは心強い限りです。
又、この二人の姿勢が有難いのと同時に勉強にもなるのですが、ウエダ本社スタッフとの関係の取り方や、仕事や役割に対しての意識が素晴らしいので、これまで全くリンクしてなかった関係が、既に見事に入り込んでくれているのです。
という事で楽しみではありますが、マイナスからの立ち上げですので、こちらは特に、皆さま方のお力をお借りしたいと思いますし、本当に個々に頼っていくと思いますので(笑)、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

今週まで、ウエダ本社ではスタッフとの面談でした。
そもそもの、人はそれぞれ皆違って、やりたい!事を、やりたい!人がやるべき、というベースの考えに加えて、私がアントレプレナーとしてやっていきたいという意識もあって、ウエダ本社スタッフには、より自主的な動き、成長を期待してしまうので、一喜一憂していました。
今の日本では、多くの女性が就労困難者になってしまう問題に対して、一方では少子高齢化による恒常的な人手不足と、他方ではイヤイヤ働く、もしくは盲目的にやらされ感の中で無味に働く人が多数いるという馬鹿げた構図になっています。
外国人労働者の問題から移民受け入れなどを論議する前に、目の前や周りにいる就労困難者の問題にしっかり向き合っていく事、そこに向けていく為にも、utena worksでは、女性が活躍できる社会、環境を広げて参ります。
という事で私も、ソーシャルアントレプレナーの仲間に入れてもらおうと思います!


2018年12月16日日曜日

イベント三昧でしたが結局は、、

今週はイベント(セミナー)三昧でした。
まず火曜日は、月二回のペースで行っているメガミの理念デイで、ウエダ本社とその子会社であるメガミの考え方、理念についてお話しているのですが、こちらでは、毎回、来られる女性(主にお母さん)の課題を聞く事ができ、我々のやるべき事も明確になってくるので、闘志も沸いてくると共に、大きな社会課題に向かっていける立場に、ワクワクします。
水曜日は、テラルネッサンスと共催で行ったソーシャルキャリアフェアでしたが、こちらは、テラルネッサンスさんにインターンで集まる様な意識高い学生さんは、それだけに逆に就職先に困っているという話が切っ掛けで、視野を広げてもらう為にも、ウエダ本社の考える”いい会社”と出会える場を作っていこうとしたイベントでした。
木曜日には、恒例のブロックスさんとの試写交流会が五階で、LED関西in京都という女性起業家応援プロジェクトが二階のTRAFFFICで、同時刻に開催という事で賑わっていましたが、特にLED関西さんのイベントは、殆どが女性で、パネル登壇して頂く事になっていた佰食屋の中村朱美さんが、二週間程前に日経ウーマンオブザイヤーに選ばれた事もあり、華を添えて頂いていました。
金曜日は、こちらもブロックスさんと行わせて頂いている知恵の場で、ビスタワークス研究所の大原さんがゲストでしたが、”教えない教育”で有名なネッツトヨタ南国の横田相談役のもと、人育てを行って来られた大原さんのお話は、逆に大変分かり易く、100名を超える参加者の皆さんも、身体に芯が通った様な感覚になっておらられたのではないでしょうか?
今週の土曜日は、年に数日ある出勤日でしたが、昨年に引き続き受け入れをしていた京都信用金庫さんの、一か月インターン研修の最終日だったので、この間の学びと気づきについて、社員向けにプレゼンを行ってもらいました。
我々の規模、業務で、一か月の受け入れというのは、ハッキリ言えば負荷が大きいのですが、それでも来てくれる人が素晴らしいと、皆との関係性の持ち方や、仕事や、我々の会社に対する姿勢など、我々のメンバーにとっても大変勉強になるのだと感じました。
そして午後からは、この研修の最終プログラム?として、信頼資本財団の信頼デイに一緒に参加してもらいましたが、総仕上げのこのプログラムで、どの様に感じて、今後どの様に生かしてくれるか?楽しみです。
という様なイベント三昧の一週間で、全く別のフィールドのものでしたが、面白い様に共通しているキーワードというか、唱えられていることがありました。
それは、”自ら考える”、”創造する”という事であり、それがこれからの、人も組織も、生命線というくらいに感じる話でした。
LED関西のイベントに私が巻き込んで(笑)来て頂いた大室先生は、「PDCAサイクルを回すな!」と普段から言われていますが、今回は、「複雑なものを複雑なまま受け取る事が大事だ」と仰っていました。
PDCAではダメだという事は、ビスタワークスの大原さんも仰っていましたが、教えられるのは作業で、それを越えて自ら考える所から仕事になるというネッツトヨタさんでは、PDCAは作業領域の話なのでしょう。
信頼資本財団の熊野理事長は、人類が経験した事のない、様々なものがピークアウトしていくこれからの時代では、イノベーションを起こしていかなくてはならないが、その市場は、やはり分析できないと仰っていました。
そして、これらイベント全てにずっと、貫かれているものがもう一つあります。
それはやはり、”理念””ミッション””ビジョン””使命”というもので、勿論、それぞれ言葉の意味は少しづつ違いますが、起業家に向けても、それが大事という話ですし、組織を纏めていくにも、又、皆がイキイキと働いていくにも、これらが重要で、増してや、人類が経験した事のない時代になっていくとしたら、それは今見えている中での、利益やメリットというものから考えるのではなく、人類にとって、地球にとって、こういうものが必要だ!、自然の摂理に則って考えていけば、こうあるべきだ!というものから始まらないと、信じて進んでいけないと思います。
ウエダ本社、そして新体制となったメガミの理念に興味ある方は、理念デイにお越し下さい!

2018年12月9日日曜日

小国と中小企業の行き方(生き方)

今週は珍しく本業に関連した仕事で動いておりました(笑)
いつも勿論、本業で動いているつもりですが、一見、現業と何の関係があるの?という動きに対して、今週は殆ど毎日、現仕入先さんのイベントや展示会、仕入先責任者の方との面談という週で、当たり前じゃないの?と突っ込まれそうな話ですが、私にしては、かなり珍しい週でした(笑)
3日、4日は連日、サイボウズデイズに参加していました。
毎年、凄い趣向で、ワクワク感のあるサイボウズさん”らしさ”溢れるイベントですが、今年はそんな大舞台で、うちの原田君が登壇させて頂くという貴重な機会を頂いておりましたが、構成やパワポ作成についても評価して頂いた様で、それら関わってくれたメンバーも含めて大変良い経験をさせて頂きました。

それと共に、やはりサイボウズさんは、方向性がドンピシャで、先を行っておられる会社なので、参加させて頂くと具体的なヒントがいくつもあって、私にとってもワクワクするイベントでしたし、今回、登壇してくれたお陰で、出演者懇親会に参加させて頂き、サイボウズの山田副社長と隣で約1時間みっちりお話させて頂いたのですが、100人いたら100通りの人事制度を作り上げてこられた方から、その経緯からお聞かせ頂き、自社でやる事も明確になりました。
何をヒントにし、何をしたか?については、又、やってから報告致します。
そんな関わりのイベントでしたので、多くのスタッフも参加させて頂きましたが、方向性が合っている先のイベントなどにスタッフと参加するのは、自社の方向を浸透させるにも話が早く、一緒に行っていた子会社のスタッフなどは、”あの場に自分も立ちたい”と言っており、来年の登壇をイメージして進めていくことになりました(笑)
今週他には、もう半世紀以上お取引を頂いている内田洋行さんの会と、新しく販売店にならせて頂いたオカムラさんの展示会にも行っておりましたが、この点も、新たな展開を表しています。
FBでも嬉しがってUPしておりましたが、内田洋行さんの会では西日本販売店でトップの成績という事で表彰を受けたのですが、以前とは規模が違うとは言え、長年お付き合い頂いて来た仕入先さんと、体質を変えた事で売上が改善できたという意味が大きいのと、一方のオカムラさんは、実はかなり以前にはこちらからの申し入れを断られたのですが、今年、先方からの申し入れで代理店契約を結ばせて頂いたのです。
そしてこのオカムラさんとの切っ掛けもやはり価値観で、我々の展開に興味を持って頂いていたオカムラさんのスタッフの方の声が伝わり、見直しを図る一因となった様ですし、内田洋行さんにしても、数字が下がっていく中、体質改善にご協力頂き、そこで教育して頂いて大きく成長してくれたのが、今回、サイボウズデイズで登壇させて頂いた原田君ですから、やはりここでも価値観、信頼、繋がり、というものが価値を生んでいるのです。

昨日は、TRAFFFICで、デンマーク在住のジャーナリスト、ニールセン北村朋子さんをお迎えして、デンマークの生き方、働き方について、お話頂いていましたが、どれだけ聞いても尽きる事はなく、モヤモヤ感が沸いてきます。
国民皆と言っても過言でないくらい、どうしてそれだけ国の事、遠い将来の事を自分事として考えられるのか?

ルギー政策しかり、教育、医療、都市計画などなど、国がグランドデザインをしっかり描き、しかもそれを長期間に渡って、どうして継続でき、実現していけるのか?
高福祉で安心は分かるが、高収入な人の不公平感はないのか?又、高収入や、高学歴を目指す人のモチベーションは何から生まれるのか?などなど、キリがありません。
ただ言えるのは、小国なので、実は一方で論理的に考えていて、性悪説に立ち、制度で縛り管理していくのは、どこまでも追及しないといけないので、信頼できない事にコストを掛ける事になるのですが、性善説に立って、信頼できる”人”にコストを掛けていくと、ある意味、少ないコストで大きなパフォーマンスを得られるという論理で、決して、メルヘンチックな綺麗ごとではないのです。

日本も、こちらに舵を切るべきだと思うのですが、少なくとも我々の様な中小企業が目指すべきは、デンマークの行き方(生き方)だと思います。
大阪万博が決まって、私が危惧しているのは、大きく転換しないといけないのに、これまでの幻想を引きづらないか?そしてその間に大きな借金を積み上げて、取り返しのつかない事にならないか?という所ですが、そういう意味では、国全体でも、この小国の行き方(生き方)は是非学んでもらいたいと思います。