2011年3月3日木曜日

客家(はっか)の掟

先日、川畑社長に教えてもらった話です。

客家では受けた恩を返してはいけないとの事でした。

一つには、恩を返してしまうと、その人との関係は終わってしまうから、という理由であり、その恩は隣の人に回していくと、ちゃんと自分に戻ってくる、という事だそうです。

客家は、独特の円形の建物での集団生活を行なっていますので、しっかり戻ってくるでしょ?という事で人生を教えていたのでしょうが、日本では、情けは人の為ならずというところでしょうか。

これ又深い話でしょ?

実際、私も色々素晴らしい方々にお世話になっていますが、そんな方々に恩返しといっても、簡単にできるものではないですし、そういう方々が一番喜ばれるのは、その恩を受けた我々が又、下の世代であったり、自分の力を必要としてくれる人達の役に立つ事だと思います。

そんな関係が循環していけば、世の中は良くなって行くわけですから、まずは自分の居る集団から、その循環を浸透させていきたいですし、その為には強固な関係性を築いていくべきだと思います。

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