社員の方に再度、何の為に働くのか?を社内で共有しようと思いましたが、日本全体においての大きな課題、しかも私は深刻な問題だと思いますので、WEBで公開させて頂く事にしました。
日本の場合、仕事というものを、やらされ感や生活する為に、しょうがなくという感覚が非常に多い様に思いますが、そもそも皆さんは何の為に働いていますか?
そこから考えないと仕事への対し方の本質が見えてこないと思います。
そこを考えないと誰でも、しんどい事、怒られる事、クレイム、同じ給料で余分な仕事など、嫌な事だと思います。
しかし、こんな事は何十年も仕事をしていく中で、避けて通れる話ではなく、その中でやらされ感で
仕事をしていると誰でも疲弊すると思います。
もしくは、そんな仕事中心では人生がつまらないから、趣味に生きようという人も多いと思います。
価値観の違いだから、良さそうにも思いますが、果たしてそうでしょうか?
私は、趣味に生きるというのは、今の日本の状況、そして今後は、成り立たなくなると思います。
この感覚は、今まで日本は高度成長してきて裕福になったから、あり得たのであって、今後世界で
埋没していく日本の中で、この感覚を持っていてはその人自身がかなり厳しい状況になると思います。
そしてそんな感覚、ひ弱になった日本人が、ワークライフバランスなどと言って、全体を見ずに
取り入れていく事も、私は大変恐ろしく思っています。
島田紳助さんが売れ出した頃、会社に”休みを下さい”と言ったら、”じゃあ一生休め”と言われたと
いう話を以前されていましたが、この吉本興業のバランス感覚は正しいと思います。
現在の紳助さんが、休みを要求されれば簡単に通ると思いますが、若手で売れ出しただけなのに、何を一人前の事を言っているの?そんなに休みたければ休んでいれば良いですよ。という事ですが、国力が弱まっていく日本や、ひ弱な日本人が、そんな事を言っていれば、世界からすればずっと休めば?という事になると思います。
会社内でも同じ構図なのです。
今の紳助さんの地位を築けば、何でも通るのが、そこまで行かない人が、そんな事を求めるのは
大変、滑稽な話で、”好きなだけ休めば良いですよ”、という話になるのです。
そんな良い状況を得たいのであれば、それだけの経験をし、鍛錬していかないといけないのです。
イチロー選手は小学校6年の際に、メジャーを目指すので、これからは360日練習すると決意したそうですが、スポーツや自分の趣味などでは、厳しい練習や、改善を行なうのに、何故、お金を貰う仕事で、嫌な事、苦しい事から避けようとするのでしょうか?
この多くの日本人の感覚が、私にはよく分からないのと共に、この日本人の感覚をウエダ本社としても変革させたい、それができると、我々の存在価値もでき、事業を通して、社会の役に立つ存在になり得ると考えているのです。
何十年スパンで、自分の人生を考えていく中で、仕事はその根幹をなす部分であり、そこを充実させる事が人生を最も豊かにする事になるのですが、その為には当然、スポーツと同じく、厳しい練習に耐え、鍛錬、精進していかなくてはならない筈です。
そう考えると、日々の問題、課題や嫌な事も、全部、自分を鍛える為のものであり、喜んで向かって
いけると思うのですが。
まずは職場をイキイキさせる事を目指す我々が、そのモデルになるべきなのですが。。
何の為に生きるのですか?そして何の為に働くのですか?うちの社員は、そこから考え直して欲しいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿