2011年3月22日火曜日

平和ボケから目を覚まそう。

途上国で様々な苦労をされて来た山口さんから見られて、日本の若者に思われる事はどんな事ですか?という大久保さんの質問に対して、”日本人はアイデアが出ないですよね”との事。

先のブログでも書いた様に、又、大久保さんも評される様に山口さんは、良い意味で存在感が全くなく、お店におられても、山口さんのファンで来られたお客さんが気づかない程だそうです。
そんな社員・スタッフとの距離感も全くない雰囲気ですら、日本のスタッフはアイデアが出ないと言われていて、ある意味私はショックでした。

マザーハウスへ入社されている方などは、それこそお金や条件で来られているわけではなく、価値観に共鳴して入って来られ、しかも社長との距離も全くない中でもアイデアが出ないというのです。

これって、日本の行なって来た暗記型、偏差値教育の問題、日本人のよく言えば奥ゆかしさの問題、平和ボケした日本国家の問題、未来への希望が持てない不透明さの問題など、原因は色々考えられますが、詰まるところ、感じるところは、”生命力の弱さ”です。
言い換えれば、積極的に生きる、何としてでも生きていくという感覚が弱いと思うのです。


今朝も朝礼で、先週末に投げかけていたウエダ本社として被災地への関わり方についての意見に、意見が殆ど出ていなかったので、山口さんの教えも破って、注意?してしまいました。

何故こんな問題にでも、反応が薄いのだ?
もっと敏感に反応して、一所懸命に生きないと、被災された方々にも申し訳ないと思わないか?と。

この期に及んでまだ平和ボケしていて危機感がない状態の人、組織、そして日本では、それこそ夢や希望がないと思います。


皆で目を覚まし、新たな価値観で団結して東北の復活を目指していける様、日本を反転させて行きましょう!

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