2010年12月2日木曜日

賞味期限は必要ですか?

今日も朝からクオリア朝食会でスタートし、3件訪問、来客1件という一日で、相変わらずバタバタした日でした。

最近の朝食会ではメンバーの事業、業界などについてスピーチを行なっているのですが、今日は、マールブランシュで御馴染みのロマンライフさん、俵屋吉富さんという、和菓子、洋菓子の対決!でもないですが、お二人のお話でした。

京都のお土産で何が一番売上が大きいかご存知ですか?

圧倒的にお漬物です。

ところが、生八ツ橋と八ツ橋とを併せるとこれがTOPで、餅類、饅頭と続くようです。

又、日本において和菓子の市場規模は約5000億、洋菓子が4600億と和菓子の方が僅かですが、大きいそうです。

両社とも、自社のポジション、課題、展開など、興味深いお話を聞かせて頂きましたが、話題で盛り上がったのは賞味期限の話。

我らが堀場最高顧問は、何故あんなものを作り手側が決めなければならないのだ、保管する状況も全く違うのに、何故一律の時間で決める事ができるだ、などなど鋭い突っ込みを入れられていました。

これらの問題は、メーカーや業界だけの問題ではなく、消費者、行政、マスコミなどにも大きな問題があると思います。

マールブランシュで今超売れ筋の茶の菓、日本では2週間の期限であるのが、最近、期間限定で売る事になったフランスでは、こちらがいくら言っても販売する側が、こんなものは半年でも食べられるから、それで売ると、言うことを聞いてくれなかったと言われていました。

欧米では、色々な点において自己責任が浸透している表れですが、日本は何でもかんでも過保護にし過ぎていると思います。

こんな事も自分の感度、能力を鈍らせていくだけだと思うのですが。日本人は弱っていくだけなのでしょうか?

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