今日は同行営業で大阪大学に行っておりました。
大阪大学の中でも有力な先生で、という事は日本において有力な先生なのですが、戦略無き日本の科研費のカットには、本当に嘆きもそうですが、とてつもない危機感を感じられていました。
タイムズランキングという世界の大学ランキングで日本は順位を落としていると言われるが、東大、京大、阪大など6つの大学が入っており、英語圏以外ではトップの数であるとの事で、今までの日本の少ない予算の中で、いかに効率的な研究成果を上げてきたかという事を言われていました。
丁度クロスカップリングでノーベル化学賞を受賞された鈴木教授の研究は、鈴木・宮浦カップリングとも言われるそうですが、その宮浦教授と一緒に研究もされていたこの先生からは、この低予算の中でもこれだけノーベル賞を連発してきた日本が、仕分と言ってドンドン
研究費を削り、追いかけている韓国、中国は恐ろしく投資しているという現実を目の当たりにされているので、勝負は一目瞭然だが、j本当にそれでいいのだろうとかと問いかけておられました。
日本の戦略の無さ、政治のリーダーシップの無さには、本当に情けない限りです。
土曜日には、民主党の京都の国会議員ほぼ全員(前原さんと北神さんは欠席)と、経済同友会の幹事以上のメンバーの懇談会があり参加してきました・
それぞれ立派にご説明になるのですが、部分最適な話ばかりで、やはり何を目指しているのか?この国をどうしたいのか?という事が
感じられないと思います。
福山さんなどは、京都に折角帰ってきたと思いきや、バンバン電話がかかってきていて、COP16の首相声明を出すから帰って来いとの事で、1時間程の会合を終えて直ぐ戻られるという様に、大変頑張っておられると思うのですが、今の民主ではビジョンとリーダーシップが全く見えないので残念です。
しかしいつも言いますが、その中でも、TOPニュースが海老蔵ばかりのこの国の危機感の無さ、国民の意識では、政治も変わらないと思うのですが。
日曜朝の小宮さん司会の報道番組でも海老蔵をTOPで取り上げているのですから、このテレビ局の戦略もおかしいでしょう?
と思うのは私だけでしょうか?
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