2010年12月20日月曜日

最大公約数を求める

今週一週間は、社員面談です。

半期に一度、評価についてと、この半期の目標の摺り合わせを行なうもので、実は私にとっては、かなり重労働です。

それでも皆が建設的に考えていてくれると、疲れはないのですが、今回は、どうでしょうか?

今日何人かにも話した事ですが、私が以前から”営業”として持っていたイメージは、”最大公約数”を求めるという事です。

最大公約数とは二つの数字で、お互いが割りきれる最大の数という事ですが、それが営業のイメージってどういう事か分かるでしょうか?

”営業”が一番やるべき事、それは相手の会社の目指している事、担当者のやるべき事などを引き出し、それに自分や自分の会社の強みをどう重ね合わせられるか?を探るという事です。

ですから、まずは商品の説明をする事でも、売り込む事でもなく、相手がメリットを感じる事ができる様に、相手にメリットを感じてもらえる様に、最大公約数を探すのです。

だからこそ、理念はお題目ではなく、営業に役立つもの、役立てるものなのです。

お互いの共通点をできるだけ大きい所から探っていくわけなので、理念や価値観が合えば、会社の方向性が合う事になり、最大公約数は大きなものになるのです。

この”営業”ができればどんな所のどんな相手でも、又、どんな商品であっても、売りにいく事ができ、この最大公約数をできるだけ大きな所で見出せる事が”営業”の醍醐味なんですが。

瀧定時代、”瀧定は出入りされては困る”という先の開拓役という、滅多にない経験で得た、私の"営業”論ですが、これを少しでも伝える事ができれば嬉しいですし、疲れは全く感じなくなると思います。

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