2010年11月29日月曜日

幕末の読書法

今日も同行で伏見の方に行っておりました。

昼食は黄桜さんの蔵を改築したレストランで食べました。
昨日、龍馬伝も最終回を迎えましたが、やはり観光客も多かったですね。

同行の道すがら、龍馬伝の話などをしていて、物事の見方で思いだした事がありました。

私は普段から、何か事象があると、その裏側などを見たり、特に一方に話が集中していると、その反対を考えたりする癖がありますが、思い出してみるとその切欠は高校生の時に”龍馬がゆく”を読んで、幕末に興味を持った時だったのかも?と思いました。

というのも、興味を持った勢いで、同じ司馬遼太郎さんの"燃えよ剣”という新撰組側から書かれた小説を読み、同じ時代の事を同じ作家が、反対側の立場で書かれている話を読んで、物事の見方のヒントというか、反対から見ると面白いなと感じたのです。

現在も、捻くれて、多くの人と違う方向から見たり、皆が言うとあえて疑ってかかったりする様になったのは、この幕末の小説を読んでの感覚が影響しているのかも知れないと思いました。

幕末については、尚プラスして、”最後の将軍”という司馬遼作品もありますので、読まれていない方は、これも併せて読んで頂くと、それぞれの立場からの幕末を感じる事ができてなかなか面白いと思います。

龍馬伝が終って寂しく思われている方々には、まだ幕末に浸るお薦めの読書法です。

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