2010年11月10日水曜日

創業300年の金箔屋さん

今朝の朝食会では、堀金箔粉株式会社の堀社長のお話を聞きました。

うちの会社も色々お取引頂いていますが、正式名よりも堀金さんの方が親しみがある、今年で創業300年という老舗企業です。

経営品質、社員満足、感動経営、などなども老舗企業の前では、立つ瀬がないというか、ウエダ本社でも社員が周りの人々に誇れる会社を良い会社としていますが、堀さんの会社は、社員の息子さん、お孫さんが勤められているということでした。
社員さんの二代目、三代目がおられる会社なんて、日本に何軒あるのでしょうか?

それだけ続いてきたのも、昔からお世話になった業者さんを大事にし、値段でコロコロ安いところに変えるという様な事は、厳しく戒められてきたからという事で、こんな会社が増えれば、日本も変わるのにと思います。

仏壇、和装など、金が使われる物がどんどん減少していく中、絶えず新しい商品開発を行なっておられるところは、我々は本当に見習わなくてはいけないと思います。

しかしこれだけの薄さで箔がたたける(表現合ってましたかね?)のは日本だけという事で、2キロの地金で金閣寺を全部覆う事ができるそうです。

ご他聞にもれず職人さんの技術継承が難しいと言われる中、こんな技術ももっと世界に出していくべきだと思いました。

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