ゴールデンウィーク明けと共に、今日からウエダ本社の新年度が始まりました。
私は、クオリア研究会の朝食会でスピーチが当たっていたので、新年度のスタートを一緒に迎える事ができませんでしたが、スピーチは、我が社の事業戦略というテーマでしたので、改めて流れを整理できて、意味ある事だったと思います。
何故、こういう展開をしているのか?何を目指しているのか?又、その考えはどういう背景から生まれてきたのか?など短時間で駆け足で話させて頂きました。
最も尊敬する堀場最高顧問から、”ベンチャーというのはたくさんあるが、それは海抜ゼロからスタートするわけだが、彼の場合は、海抜マイナス1000メートルからのスタートをしなくてはならず、変なベンチャーを3社くらい作った位の苦労をしていて、そういう経験をしている奴は珍しい”とコメント頂きました。
人と同じ事をするのがあまり好きではない私には、尊敬する堀場最高顧問から、珍しい存在と言って頂けたのは、大変嬉しい事でした。
又、大変腑に落ちたのが、”絵でいうと、白紙に思いの通りを描くのは容易いが、人が描いた絵をその余白を使って見栄えを整えるという事は大変難しい”と言って頂いた事で、確かに考えてみると、他人が描いていた絵に殆ど余白がない中、色を塗り合わせたりしながら、どの様に見栄えを良くするか?元の絵と整合性を取りながら、新たな絵を独立した立派な絵にするのか?という事に力を注いできた様に思います。
流石に、私の状況、考え、そしてそこから行なっている展開を捉えられた上で、瞬時に分かりやすい話に例えられるところは、脱帽でした。
今年度からは、描き足して何とか見栄えのする絵となってきたものを白紙から描くよりも、素晴らしい絵に描いていく作業に入ります。
そして、おぼろげながら、こう描けば、白紙から描いたよりも、却って面白い絵になると見えてきた気がします。
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