今日はウエダ本社にとって忘れられない日になってしまいました。
創業記念日で丸72年が経ったからでもなく、今日からウエダ本社の新年度が始まったからでもありません。
今日、うちの社員のお子さんが亡くなってしまいました。
まだ生後五ヶ月にも満たないのに。
三日程前にその社員が会社に姿を見せてくれた際、状況を説明してくれたのですが、私も辛くて、あまり内容を聞けなかったくらい、ショックでした。
ここ最近、初めて行なった新卒採用で入社してくれた新入社員の事や、ご両親の介護問題を抱える社員、そして、このお子さんの問題など以前から頭では分かっていましたが、社員を雇うという事は、その社員の一生、そしてその家族までに対して、責任を負っているのだとひしひしと感じました。
先日、新入生歓迎コンパの最後に、そのお子さんの現状報告をしましたが、皆口々に、悔しさや、皆で祈ろう、彼が安心して看護できる様皆で穴埋めしようなど、熱い思いを口々にしてくれ、改めてうちの社員達の素晴らしさを感じました。
そんな事も、たった五ヶ月の子供が、自分のお父さんの働く会社に、自分の命を通して教えてくれたのかもしれません。
私は、全ての生命で無駄なモノはないと思っています。
その中で特に人間の命には全て意味があると思います。
五ヶ月の命、それでも色々なメッセージを残してくれたのだと思います。
ウエダ本社の創業日に亡くなったという事も、我々にメッセージを残してくれたことと思いますし、五ヶ月の命を我々としても意味のあるものにしたいと思います。
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