2010年5月1日土曜日

10'5月ウエダ本社社報

平成22年 5月 1日
株式会社ウエダ本社
《“底”でありターニングポイントの年》
今月、ウエダ本社では、また新たな期が始まります。
世間では、特に大企業中心に生産が回復し、業績も急回復しています。
しかし、ウエダ本社においての今期は、倒産によるメイン販売先の消滅や、従来ビジネスの様々な枠組みの変化などで、従来から数字を上げて来たビジネスにおいては、一番“底”の時期だと考えています。
しかし一方では、ただ手をこまねいていたわけではなく、ここ数年に渡って取り組んできた組織改革、考え方、価値観の共有などの成果も少しずつ現れてきて、社員のモチベーション、能力は確実にアップしてきていると思います。
従来通りのビジネスでは“底”であっても、発想が変わっていくと、“底”だからこそ、それではいけないという事で、具体的に、自主的に動き、結果、思い切って舵を切っていく事となり、変革ができたという事になるのだと思います。
悪い時こそ、人が最大のポイントであり、人が育っていると、悪いという事が逆にパワーとなり、良い時ではできない、体質改善が図られ、一気に逆転に転じる事ができるのだと思います。
それだけに長年に渡って、徐々に意識改革を図り、教育もしながら、こういうターニングポイントに備えてきたのです。
そこに価値観を合わせた新入社員が入社し、この“底”を利用して、逆回転に転じていくのがウエダ本社にとっての今期なのです。
うちの会社のレベルでは、できていない事だらけで、毎年が勝負の年ではありますが、今年はそういう意味では大きなターニングポイントであり、今年が分岐点にならないと、ウエダ本社にとっての未来はないと言っても過言ではありません。
しかし、これもある意味チャンスで、日本自体がもう既に、大きな下降局面に入っており、従来通りの感覚、ビジネスが通用しなくなる、しかもそれは徐々にではなく、突然襲ってくると思いますが、我々はそれより前にターニングポイントを迎えるのです。
そういう意味でも今期は、思い切り暴れてほしいと思いますし、新たな芽をドンドン生み出していってほしいと思います。

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