星野リゾートは顧客満足、高収益、低環境負荷という3要素を達成する運営の仕組みづくりに取り組まれ、ここ最近は”温泉旅館道”を極めるとして、世界水準のサービスを目指して、全国の旅館の再生事業などを行なわれておられます。
いつもの事ながら、参考になるお話ばかりでしたが、特に印象に残った話は、ファン作りについて、30-40%の層で良いので、強いファンを作るという事、自分達の文化度と合うお客様に対して120%満足してもらうという事でした。
ここには強い意志が表れており、経営者はお客様の不満を無くしたがるが、不満を無くすと個性がなくなるので注意しなければならない、不満には残すべき不満もあると言われていました。
これは我々も同じで、この選択ができるのは、小さな市場でもやっていける中小企業の強みでもあるわけですから、だからこそ我々も価値観、理念を発信しているのです。
そこを営業は理解して、利用して欲しいですけどね。。。
あとお話されていたのは、、観光事業は23兆円の市場で自動車産業の約半分もある産業であるのに、たくさんある需要から利益を出す仕組みが殆どないとのことで、やり方次第では観光事業は宝の山であると捉えておられるのだと思います。
という事なので、生産性を重視し、自動車メーカーなどのオぺレーションも参考にしながら、手待ち時間を減らす事、生産性の低い時間を削っていく事などに力を入れられているとの事でした。
この話なども我々にもおおいに参考になる話です。
メーカーや小売に比べて我々中間業は、全く、オペレーションなどを分析できていないですし、そういう意味では実際の対策が取られていないまま、斜陽産業や不況業種と嘆いていると思います。
日本も何か自信を持つところと、謙虚に学ぶべき所のバランスが悪いと思いますねぇ。
これって、社内でよく言っているフレーズですが、という事は、ウエダ本社も日本代表?で、典型的な日本の不況業種にある中小企業なのかもしれません。
そういう意味では、我々は”中小企業道”を極めていきたいと思います。
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