2010年9月2日木曜日

対照的な二人の社長のお話ですが。

今朝は、以前私もスピーチさせて頂いたクオリア研究会の朝食会で、村田機械の村田社長、ワタベウエディングの渡部社長のお話を
聞いてきました。

方や繊維機械などを中心とした産業機械メーカー、方やサービス産業のど真ん中ともいうべきブライダル産業のお話でしたが、それぞれ興味深く勉強させて頂きました。

村田社長の分析で面白かったのは、1970年代と現在までの平均基準内賃金を為替レートを交えて考えると、現在は1970年代の24.5倍であるとの事で、グローバルの中でこの人件費の問題は、どこに力を入れていくかをよく考えないといけないというお話。
又、キーワードは、①イノベーション②スマイルカーブ(モノ以外で儲ける)③サプライチェーン(トータルの中で儲ける)という事があるが、それプラス日本人のきっちり物事を行なう特性や、日本人同士での話しの通じやすさなど、日本らしさが生かされるのではないかと
いう事でした。

渡部社長の方は、サービス産業では、お客様からのその場での対応が差であり、誰に当っても差異がない対応ができる事が永遠のテーマで、それを目指した社員との意思疎通についてお話されていました。

その中でも、ワタベさんのグループウエア内で行なわれている掲示板や社長の考えなどの発信についてのお話は、具体的に参考にさせて頂けるものであり、又、必要な事しか見ないデジタル世代の若者に対してのアプローチなども、面白い視点で参考にさせて頂こうと思いました。

色々勉強させて頂いたり、お話を聞かせて頂いたりすると、うちとしてもやるべき事、進むべき方向は、結構ハッキリするのですが、問題は、組織として、実際その通りに動く様にするという事が、なかなか難しいところです。

何でもそうですが、考えるのは誰でもできるので、言うのは簡単なのですが、実際やるのが大変なんですよね。

だから実際に行なわれている方々のお話は、参考にもなりますし、刺激にもなります。

良いところは真似しながら、少しづつでも近づきたいものです。

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