今日はNPO法人home's vi 代表の嘉村君が来てくれました。
京都流議定書イベントでは一昨年の第二回から協力してくれているのですが、学生団体などの活動が素晴らしいと、気づかせてくれたのは彼でした。
場とつながりラボと題している様に、彼は人々が集まる”場”を作る事により、そこから色々な連携が生まれ、課題、問題解決も図れるという思いで展開しているのですが、じっくり話ししていると、キーワードや考えている事が同じところが多く、立場が違うだけなのだと
思いました。
今日話した中で、何とか推進していきたいと思ったのは、"プロボノ”というものです。
“プロボノ”とは、ラテン語でPro Bono Publico(公共善のために)を略した言葉で、欧米では特に弁護士や会計士、コンサルタントなどが、月に数時間といった時間を決めて、NPOの法律や会計、経営の相談などを無償で行うという様なことなのですが、それを日本でも推進していくことによって、NPOも活性化されるの共に、企業側においても、社員の成長、モチベーションUPに効果があるのではないかと思いました。
私は、ずっと日本人の働き方や仕事観などを改革できないか?と考えていますが、その事においても、このプロボノというものを推進していけば、食べる為だけに働いている様な人も、自分の仕事が他の人に喜ばれるという事から、むしろ積極的に自分の仕事を各社内において磨いていこうとするのではないか?とも思いました。
これもよく言っていますが、私は、今の日本の解釈、日本人の感覚でワークライフバランスを行なうと、トンでもないことになると思います。
ワークライフバランスとは、ワークとライフを切り離して、そのバランスをどちらに重きを置くか?などという話ではなく、両方が相互関係にあり、両者を充実させることが真の意味だと思いますが、その為にもプロボノという三番目の立場がおおいに有効だと思いました。
ちょっとこの辺りを、追いかけてみたいと思います。
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