日本を元気にするセミナーの二番目は、御馴染みバグジー久保社長です。
いつも素晴らしいお話をされますが、今回は、ハッキリ言って、本物を思い知らされた感があります。
まず初っ端から、業績は影、業績は人が育った後からついてくるものである。とのお話で、いきなり頭を殴られた感じで始まりました。
そうなんですよね、太陽である目指す方向に向かっていった後ろにしか影はできないんですが、往々にして影を追いかけようとするのです。
そうではなくて、人を育てる事に最大注力しなければならないのです。
それは分かっていたつもりですし、私もその事については、真剣に社員の事を考えて、取り組んでいるつもりでした。
しかし、それが社員の腹になかなか落ちないと思っていました。
でも、それは久保さんの話を聞いて、私のやっている事など上っ面の事で、久保さんからすると、本物ではない事がよく分かりました。
うちの会社でも、社員の奥さんの誕生日には、毎年、ウエダ本社オリジナルメニューをホテルやレストランで作ってもらって、そのお食事券にメッセージカードを付けて送っています。
ほんの5行ほどのコメントです。
久保さんはそれを、辞めた社員も含め、手書きで毎年書いているので、今では260人分にもなり、それを送り続けておられるそうです。
だから、”社員の誕生日なんて覚えていて当たり前でしょ?そんな事も気にかけていない経営者に社員は付いて来るでしょうか?”
とサラッと言われてしまいます。
しかも、毎年書かれているので、継続性も必要であるから、全てコピーを取ってあり、それ控えが今では、腰の高さくらいになってますと。
そんな話を聞かされると、もうその時点で、”参りました!私が悪うございました。。”って感じですよね。
そんな社員の事を深く考えながら、当たり前の様に厳しいのです。
ゴールデンルールと言われる、うんもすんもなく絶対に守らないといけないルールがあったり、実際のビジネスにおいても、料金を下げるという事は、不手際の先払いをする様なものなので、絶対に認めず、美容室でよくある、キャンペーンやチラシ配りでも一切値引きはされないそうです。
それどころか、一般の美容室よりも割高な設定で、それでお客様に支持されることを求められるのです。
こんな話を聞いても、うちの会社でも中途半端だと思うのですが、社員に対してもトコトンその成長を考え、それだけ考えるから、トコトン厳しく、妥協することなく、駄目なものは駄目と言える組織を目指したいと思いました。
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