2010年8月17日火曜日

肝高の阿麻和利

今日まで夏季休暇を頂きブログも休ませてもらってましたが、今日から復活したいと思います。

休みの間、沖縄でリフレッシュさせて頂いておりました。

その滞在中、沖縄県うるま市の中高生で作られた肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)という、いわば沖縄版ミュージカルを観てきました。

以前から鬼澤さんや大久保寛司さんなども支援されており、5分程の映像だけは見た事があったのですが、それだけでも感動するので、是非生で観てみたいと思っており、この休みも沖縄に行かなければ12日にあった東京公演に行こうかと思っていたくらいでした。

それが沖縄で、勝連城跡が世界遺産登録されて10周年を記念した公演が行なわれるとの事だったので、これまた支援されておられる沖縄教育出版の川畑社長にチケットを取って頂き、観にいったのでした。

元々は地元の中高生に、自分達のルーツや今ある背景、それらを学びしっかり継承していく事を目的に教育委員会が始めたらしいのですが、今や百数十箇所で十万人以上が見たという一大興行になっているものです。

何故、これだけの方々が支援され、これだけの人が見て感動するのか、それは百数十人とも言われるメンバーが、皆、イキイキと目を輝かせ、それぞれの役を演じている姿を見て、そして、それが醸し出す”気”を感じて、心を動かされ、泣けてくるのだと思います。

というか、そう生で見て体感しました。

舞台と連動して、会場の通路にも綺麗に整列して踊る、アンサンブルという踊り子達が居るのですが、私は、後ろの方で光も当らず、ひょっとすると誰も見ていないかもしれない子らが気になって見ていたのですが、その子らも又、自分達の役割をしっかり理解し、イキイキとやはり目を輝かせ踊っている姿を見て、そこでまず、ジーンときていました。

そして休憩を挟んで二時間半以上にも及ぶ組踊、中高生などという意識は忘れさされる素晴らしい熱演、そして、この事から出てきたであろう郷土愛、そんな地域の人々の思いが繋がり、他にはない、町おこしにまで至っている事などを感じ、最後には涙無しでは見れませんでした。

ちょっと又私も、追っかけになってしまうかもしれませんが、是非、皆さんも知っておいて欲しいと思います。

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