聞いた話ではありますが、業界内の話ですから事実だと思います。
コピー機のビジネスというのは、毎月のコピー料金で収益を得る形になっており、販売した所が、その収益も得ながらメンテも行うというのが、一般的な仕組みです。
そんな中であるメーカーは、東北で流されてしまった販売店がフォローしていた先を、既に他の販売店に受け継いで欲しいと、動いているとの事です。
又、別のメーカーを販売する大手の販売店は、災害時のキャンペーンなどと称して、関東方面に"安くします"という電話営業をかけているとの事です。
両社とも有名企業であり、資本主義経済の中では当然という事なのでしょうが、まだ今の状況で、そういう感覚になれる会社に対して憤りすらおぼえます。
戦後、焼け野原から成功して行った企業では、この様な事もあったかとは思いますし、"そんな甘い考えだから、お前の会社は成長できないのだ"と言われてしまうかもしれませんが、戦後と今とは全く状況は違って、今この時点から、自分さえ良けれ
ば、人を押しのけて、という感覚で経営する会社を、大会社で業績が良いからなどと評価していたり、そんな会社の商品が、単
に安いからと買っている様な社会を、まだ続けいくのか?ここでそんな価値観には背を向け、新たな日本を作っていくのか?その選択を求められていると思うのです。
ある意味、今回の災害は、限界に来ている日本への警告だった、そんな話も実しやかに囁かれる中、本当にそんな感覚を許すという事は、日本に衰退の一途を辿らせる事になると思います。
"これを商機と捉えて"と 、ギラギラと発言をする人、企業を見ると、まだまだ引いてしまう自分がいるのですが、これも震災の影響を受けているという事なのでしょうか?
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