2010年7月5日月曜日

CSRに関係する方は是非!オムロンのCSR

先日オムロンさんの秘書の方々と、イベントで立石副会長にお話頂く内容について、下打ち合わせを行ないましたが、それだけで既に、お願いして良かったと思えました。

オムロンさんの理念も確立されたのは、中小企業レベルの時であり、確立するのに八年程かかられたとの事であり、それに創業者の
立石一真氏が体系化されたSINIC理論が絡んで、その後の発展に繋がっていかれたとの事です。

以下、オムロンさんのHPにもある文章を引用させて頂きますと、

パソコンやインターネットも存在しなかった頃に発表されたこの理論は、21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出されて
いるとの事ですが、その「SINIC理論」の中で、現代は最適化社会に位置づけられています。

物質的豊かさから、心の豊かさや新しい生き方を求めるといった精神的な価値観が重視され、新しい精神文明に基づく生き方を行動に
移していく、そんな動きが顕著になるのが最適化社会です。

効率・生産性を追求するという工業社会の価値観が相対的に低下してくる一方で、人間として生きている喜び、生の歓喜の追求という
価値観が相対的に大きくなってきます。
その2つの価値観と、それに基づくいろいろな社会システムやパラダイムの葛藤や軋みが顕在化し、新たな社会システムやパラダイムへと消化されていくプロセスが、最適化社会の20年間であるといえます。

工業社会は、物質文明を繁栄させた一方で、エネルギー問題や産業廃棄物問題、食料、人権、倫理などたくさんの負の遺産も残しました。
しかし、最適化社会では、それらの問題を克服し、心の豊かさを求めるソフトやサービスが主要産業として位置づけられるのも、大きな特徴です。

今日のブログは楽させてもらいましたが、ホントに、イベント主旨にピッタリで、この考えで、ずっと経営を行なってこられたわけで、沖縄教育出版の川畑社長も、今の経営スタイルの原点は、オムロンさんのお話を聞かれた時にあると仰っておられるのも納得の話です。

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