2010年7月29日木曜日

京都流議定書2010 三日目

三日目最初は、テラルネッサンスの鬼丸さんの講演です。

初めに、鬼丸さんの心遣いで、ウエダ本社とで行なっているインクカートリッジの回収成果の報告と、それで換金できた金額の目録贈呈の時間を作って頂きました。

金額にして15万円強。

金額にすると少額に思われるかもしれませんが、一個10円や、買取価格0円の物もある中、量にすると相当な量であり、そして何よりもそれだけの金額で給食にして3000食以上を供給することができたそうです。

鬼丸さんの講演は、三日間の怱々たるメンバーの中に入っても、全くひけを取らない、心揺さぶられる話であり、社員もできうる限り
参加させましたが、やはりある意味一番、社員には利いたように思います。

彼の話を聞くと、誰も何も言えない、言い訳などできないし、こんな低レベルの生き方、考え方をしていて良いのか?と思います。
ぬくぬくとした日本に居て、普段思っている不平、不満、など、本当に馬鹿馬鹿しくなり、恥ずかしくなります。

しかし、決して落ち込むことはないのです。
そう気づいたところから、自分も変わるし、世の中に変革さえ起こせるのです。
全ては他人や、世間に求めるのではなく、自分から行なう事、自分から行動する事が、自分自身も良い方向に変換するのです。

若干31歳、彼には学生を始め、NPOなど素晴らしい思いを持った若者の旗頭になってほしいと思います。

午後は、動作解析の話でしたが、京壁の伝道師と言われている佐藤さん、良かったですねえ~。
私は出たり入ったりですが、パネルディスカッションの筈が佐藤さんの独演会になってました。。

老舗の研究では、井筒八ツ橋の津田社長、仏具の小堀の小堀専務、120年の歴史を持つ制服屋さんの村田堂の長屋さん、これも
全部聞けなかったのですが、参加者の感想を聞くと、やはりCSRだとか、社会貢献だとか言ってるが、老舗には勝てないという事でした。

三日間の最終は、学生、社会人、経営者が集まって、オープンスペーステクノロジーという手法を使っての大討論会。
参加者からは、時間が短いという声が多く上がった程、皆さん楽しんで頂けました。

学生、社会人、経営者が一堂で話すという機会はなかなかなく、有意義な事だと思いますし、これは来年以降も継続的に行ないたいと思います。

とても簡単にブログで書ききれない三日間でしたが、裏話など含めて、明日からも続けます。

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