2010年7月27日火曜日

京都流議定書2010 二日目①

二日目午前は、先日も書いた通り、ブロックスさんによるワールドカフェスタイルでのセミナーでしたが、参加者の表情から、大変楽しいセミナーとなった様でした。

午後からの京都フォーラムは450名を超える超満員の会場で、塚越会長、久保社長のそれぞれの講演、その後、大久保寛司さんがコーディネーターを務められての、パネルディスカッションがあり、許容量の少ない私の頭などは直ぐにパンパンになってしまいました。

伊那食品さんは広大な敷地で、森の様に木々も生い茂っているのですが、毎日社員の方々が自主的に掃除をされています。

ある時、バグジーの久保社長が、塚越会長の前で、うちも社員が毎朝掃除してくれる様になったと言われた際、休みの日はどうしてるの?と言われたとの事でした。
伊那食品さんでは、休みの日も誰かが出てくる、嵐になれば、その木々たちも大丈夫か?と誰かが出てくるという事なのです。

塚越会長曰く、休みの日は落ち葉は落ちないの?雨が降ったりして汚れないの?休みでも関係ないよね・・との事です。

トンでもなく恐ろしい会社です。

何故こんな事になるのか?皆の基準が何故ぶれないのか?と思いますが、塚越会長が社員の事を徹底的に考えておられる事、地域の事を徹底的に考えておられる事、そして、利他という考えを徹底的に教えこまれている事などからだと思います。

徹底的に他の利を考えていく事、それが自分の利になってくる、これは盛和塾でも教えて頂いている事ですが、日々の生活においても
実践されているところが恐ろしいです。

伊那では冬場暖気運転をしなければなりませんが、環境にも悪いし、燃料も勿体ない、それなら、ガレージに屋根をつけてやれば良いではないか?と社員の為につけてあげたり、補助したりされるそうです。

そんな思いやりに包まれた社員は、出社する際、右折をすると渋滞を起こすからと左折だけで出社し、休みの日に買い物に行った際でも駐車場では、お年寄りや障害を持った人も留められるかもしれないので、と、近くには止めず一番遠くから止められるのです。

嫌味なぐらいの徹底ぶりでしょ?
バグジーの久保社長ですら、来世で追いつける様頑張りますと言われるほど。

ですが、その久保さんもとんでもないですし、今回の話は大変良かったですが、それは又、明日。

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