先日、朝礼で新入社員がこんな事を言ってました。
お盆休みに友達と会っていたが、ついつい仕事の話をしてしまうと、”お前面白くなくなった”、”仕事の話は良いから、もっと楽しい話をしよう”と言われてしまったと。
私はこの話を聞いて、凄く嬉しく思いました。
ある意味この新入社員は友達よりも大きく成長してくれているという事ですから。
現に、今まで本など殆ど読まなかったという彼が、休みの間にビジネス本ばかり、しかも自分の課題だと思うテーマで6冊も本を買ったというのです。
半年も経たない内にこれだけの変化を見せてくれるというのは、本当に嬉しい事です。
しかし、何故、日本ではこの様な、仕事を一生懸命やる事に対して、マイナスイメージの様な風潮が
あるのでしょうか?
これは意外と経営者の間でもあるのです。
私自身、趣味と聞かれていつも困るのですが、”仕事”が一番興味のある事であり、あまりそれ以外に興味が沸かないのです。
以前、今や世界的アーティストになられた堀木エリ子さんと、趣味が仕事と言うと、面白くない人間と言われけれど、でもそれしか興味ないからしょうがないですよね!と意気投合した事があります。
あれだけの実績を収められている堀木さんなら分かるが、お前が言うな!という声も聞こえてきそうですが、私が言いたいのは、日本では、やはり仕事=辛いもの的な考えがあるからこの様な感覚になるのではないか思います。
独立創業した人は、元々好きでやったわけですから、一番興味がある、或いはそれしか興味が
無いというものが仕事の筈で、堀場さんではないですが、仕事が”おもしろおかしく”であり、仕事なのか趣味なのか分からないというのが本当で、それしかなくても平気なんです。
それを仕事=面白くないもの、としてしまう、日本のその感覚自体、大きく変換しないといけないと
思います。
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