昨日、沖縄教育出版さんにお邪魔した際、ミーティングを行われていたのですが、幸運な事にというよりは、多分川畑社長が私への御指導の一環として、ミーティングが行われている部屋に入れて頂きました。
ファシリテーションを用いての商品開発のミーティングでしたが、まず驚いたのは、以前もブロックスさんの、日本を元気にするセミナーにもパネリスト参加されていた長峰さんが、議論で出て来たキーワードなどを前のホワイトボードに纏めていかれている光景でした。
淡々と、議論されている事を自分で理解して、見える化されているのです。
横のソファーで待たせて頂きながら、前のめりになって耳をそばだてておりました。
勿論、私の興味は、この会社ではどの様に議論が進んでいくのか?という事です。
私も長年と言ってもいいくらいの悩みは、私自身の関わり方であり、要は、私自身が口出しし過ぎると、組織として育たないし、皆で自主的に行なって欲しいと手控えると、ゆる~い組織になってしまうというジレンマでした。
特に経営品質系の勉強をしていると、TOPは口出ししない、くどくどと話をしてはいけない位の話になりがちで、その意味も分かるけど、それでは絶対におかしい!と思っている面もありました。
その距離感が横で聞いていて、大変、参考になったというか、この距離感でいこうと腹に落ちました。
その距離感とは、ヒミツです。。
と言えば怒られるでしょうね(笑)
そこでは私が悩んでいた様な遠慮の様な距離感はなく、社員さんは多分何百回、何千回と聞いておられるであろう、理念だとか、会社の目的だとかについては、川畑社長は初めて話すがの如く熱っぽく話されるのです。
しかし、実際の商品開発の話には、皆から出る意見、どちらにすれば良いか?という意見などについて、勿論、川畑社長は即決もできるであろうし、結論も持たれていると思うのですが、そこは皆から出る意見をただ引き出すのみで、その事についての自らの意見を言われないのです。
ずっと悩んでいた事を教えて頂くのではなく、ライブでの雰囲気を見て感じたのですが、横で待たせて頂いたのも、私が悩んでいる事もご存知で、自社の様子から、何か気づきを持って帰ればという、高度なご配慮だったのだと思いました。
考えてみれば、この距離感について、私も特に机上論で言う様な経営コンサルタントなどから教えてもらったとしても、ヘェ~って感じで、腹に落ちてないでしょうから、やはり教えていては駄目で、気付かせないと駄目なのだと言う事を、気付かせて頂きました。
まだまだ、たくさん教えて頂いた事はあるのですが、おいおい書いていきます。
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