2010年3月4日木曜日

山田知事のお話を聞いて

今日はクオリア研究会の朝食会にゲストで山田知事がお越しになりました。

国の問題、今後の懸念、その中で、京都単独でもやっている事、考えておられる事を明快にまとめてお話頂きました。

国の問題を聞き、それと日本の政治のリーダーシップなどを見比べると、暗ーくなってしまいます。

問題だらけではあるのですが、保健の問題は特に深刻で、昭和40年には国民健康保険の加入者の65%が農業、自営業者であったのが、昨年では50%が無職、25%がフリーター、アルバイトであるとの事でした。

という事は、ますます格差は広がり、日本はもはやナショナルミニマムが崩れていて、生活できない人も増大していくとの事でした。

京都府内の健康保険の中でも3倍の地域間格差があり、サラリーマンなどが加入する協会健保とは倍の開きがあるとの事でありました。


この中で京都府としては、人に投資をしていくことに重点を置いていくとの事でしたが、全ての事が絡み合っているので、色々な事を全面的に同時に見直していかなくてはならないと思います。

絶対的に必要な事は、人々の価値観を変える事、それがまずやらなくてはいけない最重要課題だと私は思うのですが。

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