今東京です。
最近ブログはサボり気味で、今日も寝ようとしたのですが、色々考え事をしていたら、寝れなくなったので、想いの一つを書くことにします。
今日は、ある大企業のオフィスを特別に見せて頂きました。
考え方が素晴らしいという事で、ある方から紹介して頂いたのです。
確かに今まで見たオフィスの中で、最も素晴らしいと思いました。
一言で言えば、オフィスに明確な意図があるのです。
しかもそれは人間をベースに考えてあり、しかし単に楽しいでだけではない、仕事は成果を出すものだという、そんなメッセージを感じました。
殆どがフリーアドレスで、あちらこちらにミーティングスペースがあり、それも画一的ではなく、それぞれに違う意味を持っており、休憩スペースや集中スペースなどもしっかりあり、全てにメリハリが効いています。
社員の方は事務も含めて全員が、いつ、どれだけ休憩していようと構わないし、どこの場所で仕事をするのも、自分で決めているのです。
私の理想とするのは、正にこういう事で、日本が最大に遅れている部分は、このポイントだと思うのです。
工場は、カンバン方式を代表する様に、日本式は最高だと思いますが、一つのパーツを右で取るのか、左で取るのかまで、追求して工程を組んでいる様な会社でも、オフィスは、みすぼらしかったり、そこまでいかなくても、従来の日本式の事務所的な所が殆どです。
事務所はバックヤードであり、出来るだけお金をかけないというのが、日本では超優良企業でもスタンダードな姿です。
これ自体がまだ日本はプロダクトアウト型のモデルで動いているのです。
要は商品を安く良い物を作れば、勝手に売れて行くという時代のままなのです。
マーケットインどころか、コンシューマイン、要はお客さんに聞け!と言われる時代、お客さんには誰が聞くのでしょうか?
自社で働く社員さん達です。
そこが生産性が悪ければ、マーケットで残っていけない時代に、日本の大多数の会社は、そこで働く人のモチベーションを考えていないのです。
そこが分からないのに、色々制度だけ導入したところで、効果が上がらないのは当然の話だと思うのです。
私は何とか日本人の仕事観を変えたい、それができないと、日本はどうしようもない国に成り下がってしまうという危機感を持っているのですが、その為には、今日お邪魔した様なオフィスにメッセージを込める、しかも人をベースに考える様な会社を増やしていかなくてはなりません。
そんな会社が増えれば、ウエダ本社も儲かって、素晴らしい会社になれると思います。
よく出来た話でしょ?
でもこれがうちの会社の、存在価値であり、事業を通しての社会貢献であり、理念とミッションが一致したところなのです。
いい会社(オフィス)を作りましょう!
トップ自らが率先してESを発言しているところに御社の力の源泉を感じます。すばらしい!(田中洋一)
返信削除kochosensei( 田中) 様
返信削除コメント有難うございます。
大変嬉しく思います。
ただ、まだまだ理想を言っているだけで、できていない事だらけです。
でも、思わないと始まりませんので、思い描き続けたいと思います。