今回の京都流議定書2011は、皆様からかなりの高評価を頂き、今から来年が恐ろしくなる程です。
良かったというより、感動したという反応の方が多く、嬉しい限りなのですが、実は、今回の出演者からして、ここまででは想像できていないものの、ある程度の高評価を頂くのは想像ができておりました。
それだけに、できるだけ多くの方にお越し頂きたかったですし、折角、うちの会社が行っている事ですから、うちと取引があったり、知っている会社の経営者のみならず、社員さんにも是非聞いて頂きたいと思っておりました。
それを強く呼びかけていたつもりですが、社内でもそれが徹底しきれず、うちのお客様に呼び込みを掛けきれていなかった点が、反省点であり、大きな課題であります。
こういうイベントを行うと、人の様子(人となり)や会社の様子がよく分かるものです。
私の事など無視しても当然である様な凄い方で、とてつもなく忙しい筈なのに、しっかりと返信を頂ける方、後輩であったり、きっちりとすべきなのに返事すらして来ない人、黙って協力してくれている人、良い顔はするが協力はしたがらない人、凄い人なのに、尚、好奇心旺盛で参加して来られる方、勉強した方が良いのに、興味を示さない人など、色々な事が見えてしまいま
す。
又、今回改めて感じたのは、意外に社員さんを研修に行かせたがらない、というより、そういう考えを持っていない会社も多いという事です。
全ては人が行う事なのに、何故社員さんの人間的成長を図ろうとしないのか? 不思議な話だと思います。
と偉そうに言う、うちの会社は業績が悪く、そんな事を考えず、効率追求、売上最大、他社や他国をを打ち負かしていく会社の方が業績もよく、現状は立派な会社なのです。
しかし、特にこれから長いスパンで見ると、私は、自社の存在意義を考えていない会社、社員や、取引先などを大事にしない会社は厳しくなっていくと思います。
逆に、社員の成長や、社会での存在意義を考える様な会社がもっと評価されて、そういう企業が主流を占める様になれば、我々の様なディーラーも存在価値を発揮できるのです。
という構図なので、うちのお客様や、今後お客様になって頂きたい方々にしっかりお越し頂ける様になると、イベントも事業と
結びついたものとなるのですが、現状では、ボランティアであんなイベントを行なって偉い!と、お祭り的になっている所が課題なのです。
ただ嬉しい兆しがあったのは、一部の営業が、”ボランティアであの様なイベントを行って凄い”と賞賛して頂いている事に対して、”悔しい”と言っている事です。
来年は是非、だからウエダ本社は、こういうイベントを行なってきたのか、と、皆さんに分かって頂ける様にしたいと思いますし、その様になれば、自ずと業績も良くなると思います。
そして、その様な事を賞賛する企業が増えていけば、これからの日本は新たな価値観で、再び夢を持てる国になれると思います。
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