今日、東京からの帰りには、以前からなかなか読めていなかった、ドラッガーの”現代の経営”をずっと読んでいました。
読み出すと、何と深いことか、と驚かされます。
これが今から50年以上前に纏められた本という事に驚くと共に、経営のバイブルと言われるのも全く頷ける話です。
”優れた組織の文化は、昨日の優れた仕事を今日の当然の仕事に、昨日の卓越した仕事を今日の並みの仕事に変える。”
”優れた組織の文化は人の卓越性を発揮させる。”
いつも言っていることですが、うちの会社も経営品質や、他人の役に立つという事を重要視しているのは、きれいごとで言っているわけではなく、組織の文化が、組織力につながり、業績につながるからなのです。
私は恥ずかしながら、どうせ学者の言う事だと決めつけていて、ドラッガーも今まで読んだ事がありませんでした。
ところが、ずっと考えていたことや、思っていたことが、ズバズバっと理論立てて書かれていて、新幹線の中で、アドレナリンが出て、一人ドキドキしていたのでした。
私の場合、後継ぎではなかったので、教えられたことや、理論的に経営を勉強した事がなく、全て実地で体験してきたという感じなので、早くからこういう事を勉強していれば、もっと悩まずに済んだのでは?とか、全然書いている事と関係ない事でも、思いつく事が色々あり、ドキドキしたというわけです。
やっぱり勉強はしないといけないし、インプットはしないといけないし、その為にも、一見無駄な様に思っても、無理してでも出張などにも行って、経営者は、普段と違う刺激を入れていかないといけないと思いました。
いやしかし、ドラッガー恐るべしです。
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