2010年2月3日水曜日

前原大臣と松下幸之助さんの国家観

一昨日になりますが、前原誠司さんの新年会に参加しました。

昨年でも1000名程の出席者で着席スタイルで行なわれていましたが、今年は与党であり、大臣でもあるので、京都のホテルでは着席で対応できる場所がなくなり、立食での開催となりました。

という状況でしたので、私は、ご本人の挨拶を聞いて直ぐ、失礼させて頂きましたが、いつもながら挨拶を聞いていても、現在の政治家の中で最も素晴らしいのではないかとさえ思います。

良くも悪くも芯がブレない人で、自分の損得よりも国家感を持った方です。

京都は政治の面でも恵まれているのですが、民主党の議員で素晴らしい人が多く、自民党政権時代から、経済界では、党は自民党支援だが、個人的には・・という事で民主党の議員さんを応援されている方が多かったのですが、又現在、その方々が国政の重要なポストに就かれ、京都にとっては国政が身近に感じられる様になっています。

以前からお付き合いさせて頂いていると、政権をとってから、ちょっと変わって来たんじゃない?と良くない意味で感じる人もおられますが、その中においても前原さんは、全く変わられていないと思います。

これら、素晴らしいと思われる議員さん、殆ど皆、松下政経塾出身者なのです。
そう考えても、松下幸之助という人は、トンでもなくデカイ人だと改めて思います。

企業は公器という事も唱えられ、会社の存在意義も常に訴えておられましたが、全てにおいて大きな国家感を持たれていたのだと思います。
晩年、と言ってもご本人は120歳まで生きると思われていたらしいですが、結局、素晴らしい政治家を育てないと、日本が駄目になるとの思いから作られた松下政経塾、そこで育った人たちがようやく日本の中枢に入ってきたのです。

何事も人を育てないと動いていかないと思いますし、人を育てて、変革をしていくのは長い年月を要することなんですね。
うちの会社もひとづくりが、まだまだできていないですね。。

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